不登校

不登校でもいい。学校以外に居場所を見つけよう。河合未緒×小幡和輝対談(前編)

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僕は小学校から10年間、不登校でした。だけどさまざまな出会いやきっかけがあり、高校生3年生の時に起業しました。僕の経験が同じように不登校で悩んでいる子の役に立ててばと思い、今までも僕の実体験をもとに発信てきました。だけど不登校にはいろんなタイプがあるので、僕の体験がすべてに当てはまるとは思っていません。ということで、不登校の経験がある方々との対談企画を全8回に渡ってお届けします。
たくさんの事例の中で共通することはなにか。また不登校の経験がいまどのように活きているのかを聞いてきました。

第3回のゲストは、河合未緒さんです。

※この対談は、書籍「不登校から高校生社長へ」に収録したものを、一部加筆・修正したものです。

河合未緒

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ネット上で不登校経験者と不登校生が相談できるサイト「Clue」・元不登校生のインタビューサイト「Load」をリリース。インバウンド事業で日本人・外国人向けに簡単に着れる着物&帯を販売。

小幡和輝:不登校になった経緯はどんな感じだったんですか?

河合未緒:簡単に言ってしまうと、学校でいじめに合ったことが原因です。

女子特有のいじめで暴力的な目に見えるいじめではなく、わかるかわからないかのジワジワ精神的に追い詰めていく感じで、ちょっとノイローゼ気味になりました。

学校の先生に相談をしたところ、目に見えないから明確なことをわかってもらえず「それはいじめられているわけではない」と言われてしまいました。

親には長男長女特有の中々相談出来ないという感じで、1人で抱え込んでいたら精神的にやられてしまってある日、何かが壊れたって感じですね。

小幡:家入さんの話にも繋がりますね。

河合:そうですね。家入さんの話と似ているというか、共感する部分が多々あります。

小幡:僕もそれはありましたね。何で行きたくないのかと言われても、これという決定的な理由はなくて。

僕はいじめられるというよりかは、空気が合わないというか、いじめよりも更に難しく、向こうはいじめてる気もないんだけど。何かあるじゃないですか。

集団の中に上手く馴染めない。僕的には居心地が悪い空間なんだけど、向こうはいじめている気持ちはないみたいな。

河合:私も結局そういう感じですね。向こうはいじめてるって感覚はなくて。

小幡:僕の場合は小学2年生の中盤くらいに、殴られるというわかりやすいいじめが起きたんですよね。それで逆に言うと救われたというか決め手になって行かない理由が出来た。

逆にそれが良かったんですよね。周りからもわかるじゃないですか。

先生は助けなきゃいけないと思うし、空気感てすごい難しいから。空気感でいじめられるというか居心地が悪くなるとかなり厳しいんだろうなって。

河合:そうですね。大きな理由がないと学校に行かなきゃいけないという部分が社会の風潮としてあるじゃないですか。

日本は行かない選択肢は「ない」っていう感覚に近いんで。

小幡:結局殴る蹴るくらいのいじめになれば対処しやすいっていうのはありますよね。

周りにもわかるし、殴られて帰ってきたら親は大丈夫か?ってなるし。そこで結構悩んでいる子も多いと思うんですよね。クラスに馴染めないみたいな。

河合:特に女の子は多いと思いますね。女の子の相談をよく受けるんですけど。

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小幡:学校に行かなかったのはいつの話ですか?

河合:中学校3年間丸々ですね。

小幡:中学でもそういうことあるんですね。

河合:中学の方が独特の思春期を絡んでいるんで小学生より陰湿ですね。

周りと精神年齢も合わないっていうのもありましたけどね。私は逆にそいうのがあんまりなかったんで。

精神年齢が若干大人びていたというのもあって。可愛げのない子供だったんですけど(笑)

ただ、そこでいじめられて学校に行かなくなったからこそ、コミュニケーション能力の大切さに気付いたし、それがないともっと人と接するのが下手だった気がします。

世間に馴染むためのきっかけというか、後々考えてみたらそうだったんだろうなと。当時は相当苦しかったですけどね。

小幡:その時親の反応はどうだったんですか?

河合:親は学校に行けの一点張りだったので余計に辛かったですね。家にも居場所がない感じがしたので。

家に居場所があったっていう人の話を聞くと羨ましいなって思います。それだけでだいぶ救われるんで。

小幡:不登校気味だったんですか?完全に不登校でしたか?

河合:完全に不登校でした。

小幡:完全に不登校だったけど親はそれでも行けと?

河合:そうですね。今回の対談で居場所がそれぞれ合った人は救われている感じがしたんですが、それもなかったんで、そこがだいぶ大きいですよね。

小幡:そっからどういう風に戻っていったんですか?

河合:高校ですね。定時制高校だったんで、周りも不登校だった子もいたし、いきなり全て出席しないで、たまに休んだりもして徐々に毎日行くようになりました。

やっぱり時間は掛かりますよね。

自分としては家入さんもおっしゃってたと思うんですが、学校に行きたくないわけではなくて、同じようにみんなと一緒のレールの上を歩きたい派だったんです。

学校に戻りたくて仕方がなかったので、自分で行きたいという気持ちがあった。他には高校で出会いもあったんですが、やはり居場所を見つけられたのがあります。

学校だけだときつかったんですけど、途中で美術部に入ってそこで居場所を見つけたって感じだったんで。美術部に入らなかったら、もしかしたら卒業が伸びていたのか、退学をしていたかもしれません。

小幡:中学校時代はずっと家にいたんですか?

河合:ずっと家にいましたね。習い事とかをしていて、きついと思うんですがそのまま学校行かなくなってもそれを続けるとかだったらまだ少しは可能性があったんですが。

中学に入るタイミングで勉強に集中したかったので、全ての習い事をやめてしまったんですよね。

学校に行かなくなってから、新しく居場所を見つけるとなると厳しいところではありますよね。

小幡:そうですよね。同じ地域の人だと同級生に会うじゃないですか。学校に行ってないことを突っ込まれたくないから、外にあまり出たくないんですよね。

登下校の時間はあえて避けて移動したりしていましたね。

河合:会いたくないですよね。車で移動する時も見られたくなくて、車の中でも常にしゃがんで窓から見えないように移動したりもしていました。

小幡:僕はカードゲームを地元ではなくて、電車で1時間かかるところでやっていたんですよ。地元のカードゲームする場所もあったんですが、そこに行くと学校の子に会うので避けてました。

そう考えると離れたところに行って居場所を作るのはありかもしれないですね。転校までは行かなくてもコミュニティを一旦変えてみるというのはすごい大事な気がしていて。

河合:私、転校したんですよ。違う学校に行ってみたけど、学校へは行けなかったですね。誰も信用できなくて人が怖いから始まっていたので。

人に対する恐怖心をある程度緩和させてから転校とかしないと、結局行けなくなっちゃうんだとうなと思いますね。

小幡:僕の場合は学校に行ってなかったですけど、行ってなかった時に、カードゲームショップとか適応指導教室とかがあったので。

学校に行っていないというだけで毎日のようにみんなで遊ぶし、勉強もたまにするし。結局、家にずっといたことがほぼなくて。

学校に行かなくても、他のコミュニティに入ったり、人とコミュニケーションとれたりする環境なら本気で行かなくていんじゃないかなって思います。

カードゲームショップでは僕のことを不登校だって誰も知らなくて、そのくらい見ても誰もわからないんですよね。

学校に行ってなかったけど、まぁまぁ明るかったんで、ちょっと変わった例かもしれないですよね。明るい不登校みたいな。

河合:それは人が怖いっていうのがあるかないかだと思うんですけど、親に責められたりしました?

小幡:最初はそうでしたね。毎朝喧嘩でしたし。

河合:その状態で人間不信にはならなかったんですか?

小幡:いとこの存在が大きかったと思います。いとこの家が実家から徒歩2分だったのでありがたかったかなと思います。

河合:今は核家族ですもんね。そういう問題も絡んできていますよね。

昔は近所の人の目があったり、親戚が近くにいたり、自然と他にコミュニティだったりコミュニケーションを取る機会が多かったと思うので、そこで救われる部分もあったりしますからね。

小幡:近くに親戚がいる地域だと、極端な話、学校に行かない選択をした時に親戚に預けてお母さんが働くことも出来ますが、都会で家族だけ孤立していたら、そもそも家に子供だけを残しておくことが出来ない。

地域コミュニティが改めて大事だなと思いますね。

河合:私も親が転勤族だったんで、ずっと昔からの知り合いがいなくなってしまったというのも影響していると思います。

後編はこちら

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NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師

1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。

2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出。

「高画質」 小幡和輝プロフィール 横長

メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など

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【記事まとめあり】みんなの不登校体験談を集めています

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小幡和輝
小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。日本で1番当事者に会っている不登校の専門家です。1年間で1000人以上。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』など。 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!
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