不登校

不登校だから時間がたくさんある?それなら学校へ行くより価値あることをやろう。河合未緒×小幡和輝対談(後編)

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僕は小学校から10年間、不登校でした。だけどさまざまな出会いやきっかけがあり、高校生3年生の時に起業しました。僕の経験が同じように不登校で悩んでいる子の役に立ててばと思い、今までも僕の実体験をもとに発信てきました。だけど不登校にはいろんなタイプがあるので、僕の体験がすべてに当てはまるとは思っていません。ということで、不登校の経験がある方々との対談企画を全8回に渡ってお届けします。
たくさんの事例の中で共通することはなにか。また不登校の経験がいまどのように活きているのかを聞いてきました。

第3回のゲストは、河合未緒さんです。

※この対談は、書籍「不登校から高校生社長へ」に収録したものを、一部加筆・修正したものです。

河合未緒

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ネット上で不登校経験者と不登校生が相談できるサイト「Clue」・元不登校生のインタビューサイト「Load」をリリース。インバウンド事業で日本人・外国人向けに簡単に着れる着物&帯を販売。

小幡:ちなみに不登校経験を振り返ってみてどうでしたか?

河合:当時はものすごく苦しくて、同じ経験は二度としたくありません。今まで生きてきて色々な経験をしましたが、それでも1番不登校時代が苦しいと思いくらい辛かったです。

ただ、あの時不登校にならなければ、逆に人として終わってたなっていうのもあります。

行かないでそのまま一般的なレールの上を歩いていたら、もしかしたら相当捻くれた人間になっていたような気もしますね。

行かなくなる前は、勉強が出来たということや、周りより大人っぽかったこともあり、人を見下しちゃってる部分が多少なりともあったのかなと思うので、自分の中に原因もあると思いますね。

ただ、今でも日本の社会で生き抜くために学校に行かなきゃいけないという感覚はあります。

今回の対談者は全員起業しているからあまり関係ないかもしれないけど、会社員になると能力云々じゃなくて、人とのコミュニケーション能力が高い人が出世したり、生きやすかったりという部分がまだ強いと思いんです。

変な話周りの目線を気にしながら生きるというか、それが良いのか悪いのかわからないけど、そういう学校で学べる気がしますね。人の顔色を伺うみたいな(笑)

小幡:たぶん起業家には向いていないですよね。

やりたいことを好きな時にとことんやる環境が望ましいけど、学校だと常に枠組みが決まっていて、そこから出ることは基本的には出来ません。

学校はこの時間からこの時間にこれをしなさいということが、仕事よりも決まっているじゃないですか。

河合:日本の教育は全体教育なので右向け右みたいな感じで、飛び級とかもないですし、それが良い部分も悪い部分でもありますよね。

突き抜けた人は育ちにくい環境ではありますよね。

小幡:学校に行ける子は行った方がいいと思うんですよ。

でも合わない子は合わないんで、そこを無理やり合わせようとするとすごく大変だし、それは僕は才能を潰しているような気がしていて。

僕ならひたすらゲームをやりたいだとか、ひたすら絵を描きたいだとか、音楽をやりたいとか学校に行くよりやりたいことがある場合がある。

その時間をひたすらこれをやりたいんだって思える気持ちを小学生のうちから持っているのってそれは才能だと思っていて。

それを伸ばしてあげた方が、そういう子にとってはいんじゃないかと思っていているので、そういう選択を認めてあげれるような。

河合:社会が不登校に対しての目線が厳しいというのがあるんで、そこが変わっていかないと何をやっても子供達が苦しむだけというループは抜けれないから。

そこで苦しんで、そこに時間を取られて、人間不信に陥って気力をなくしてしまうのも才能を潰すことになってしまう。

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小幡:結局、不登校だった人たちが結果を出しまくるしかないと思っています。むしろ不登校を経験した人の方が成功者が多いぞみたいな(笑)

最近の流れだと大学を中退して起業するのが一つのブランドじゃないですか?スティーブ・ジョブズにしてもマーク・ザッカーバーグにしてもホリエモンにしても。

大学中退で起業=なんかすごいみたいな。そういうレベル感で中学校行ってない?なんかすごいなあいつみたいな(笑)

学校行かないことが駄目じゃなくて、学校に行かないことを何かで代用出来るかが重要で。

学校に行かないで家で時間を過ごすことはたぶんマイナスだと思うんですよ。学校に行かないんだったら、学校に行かないことより価値のあることをやらないと。

それだったら学校に行った方が蓄積されるものが多いんだけど、その時間をどう使ったら良いか導いてあげる人が周りにいることが重要だなと思います。

本人もちゃんと意識しないといけないとも思うんですよね。

将来を見た時に何も意識しなければ、ただ置いていかれるだけなので。別の道でちゃんとみんなに追いつくように頑張らないといけないと思います。

河合:そこまでの精神状態にあれば良いんですけど、大体の子供はそんなことまで考えられないという現実はありますけどね。

小幡:それは単純に情報量が少ないというのがありますよね。不登校で上手くいっている人とかに出逢ったり、起業したいならその順序も知らないわけだし。

家入さんの話にもあったように年が上の人が出来ることって、サンプルというか選択肢をたくさん教えてあげて、それに対して応援する。

普通に学校に行って勉強をして就職してって人が周りの98%を決めているわけだから、そういう人に出会う機会がないと思うんですよ。

河合:なんかどうしても子供は親の目線になっちゃいますよね。

小幡:それもあるし、先生は完全にそういうルールになっちゃいますよね。大学まで行っていなければ先生にもなれないわけだし。

先生はそういうポジションでしか喋れないと思うんですよね。

子供の頃って3分の1が先生、3分の1が親、3分の1が周りの人の影響だと思うんです。

この本で伝えたいのは学校って大事だけど、それは全てではないし、学校に行かなくても楽しい人生はあるよということですよね。

最後に、読んでくれている方に何かメッセージありますか?

河合:現状相談を受けている子たちで、家で虐待を受けていて、学校では友達にいじめを受け、先生は学校にどうしても行けと言われるみたいな、八方塞がりの子たちから相談がきます。

もしこれを見てくれている先生がいたら、先生だけでもその子の味方になってあげてほしいなと思います。

学校に行けと強く言い過ぎないだけでも、もしかしたらその子は救われるかもしれない。

家入さんの「リバ邸」はじめ不登校経験者の中で何かしら活動されている方はご自身で居場所を作っていらっしゃることも多いので、居場所がないっていうことが本当に辛かった経験なんだと思います。

親はどうしても子供を学校にすぐに行かせようとして焦っちゃうと思うんですが、それが子供を苦しめてしまうと思います。

今成功されていると言われている方たちでさえ、それくらい時間がかかっているので、長い目で見てあげて欲しいなと思いますよね。

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NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師

1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。

2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出。

「高画質」 小幡和輝プロフィール 横長

メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など

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【記事まとめあり】みんなの不登校体験談を集めています

僕の体験談はみんなにあてはまるものじゃない。たくさんの体験談の中から共感できるものを見つけてほしい。

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【売上も公開】18歳の高校生社長が一億の男になるまで。

僕の具体的な仕事内容についてまとめています。2万文字以上の大作です。

学校に行きたくない不登校の子どもと親に読んでほしい記事まとめ。

不登校は不幸じゃない。周りの目だったりもあるし、どうしても不安になっちゃいますよね。視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。

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ABOUT ME
小幡和輝
小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。日本で1番当事者に会っている不登校の専門家です。1年間で1000人以上。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』など。 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!
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