ギモンに切り込む

【不登校体験談】孤独な夜にも必ず夜明けが訪れる

私自身の場合、学校という枠に馴染めなくなったのは比較的遅め。
もう10年ほど前になりますが、地方から大学進学をきっかけに上京、一人暮らしを始めたことがきっかけです。

大学には誰一人知り合いがいない状況、片田舎から大都会のど真ん中へと生活環境の変化。
大学にはエスカレーター進学組も多く、はっきりと自分が「異物」であると感じた初めての瞬間でした。

それでも、一年生の頃は比較的真面目に学校に通い、友達を作ろうとサークルやクラスイベントにいそしんでいました。
今思えば、異物である自分を何とか環境に溶け込ませねばならないと無理を重ねていたのでしょうね。
しかし、20歳を迎えたころ心境に変化が。

学校に行くこと、勉強をして就職すること、生きていくこと・・・とにかくすべての事が無駄だと感じるようになり、学校からは足が遠のきました。

大学での友人関係だけでなく、中学高校での友人関係もこの時期にほとんど清算してしまいました。
一度学校という枠から外れてしまったことで、それまでいかに自分が枠にハマっていたかに気づいてしまいました。

「無駄な事をするために枠にはめ込まれるのはもう嫌だ」その一心で学校や社会に関わるものをすべて放棄してしまおうと必死でしたね。

学校という枠を壊し自由を得た代償は孤独でした。
一人ぼっちは辛い、そして惨めでしたね。

でも、誰かに相談することはもっと惨めだと思っていました。
結局大学留年の通知が実家に届き、親が血相を変えて上京してくるまでのほぼ一年間、私は他人と会話らしい会話をしなかったと記憶しています。

そんな私が立ち直るきっかけをくれたのは、周囲からの優しさです。
留年して学費を無駄にした息子を決して貶さなかった両親、私の裏切りを水に流し再び交流を持ってくれた友人たち。

「人間は社会的動物である」アリストテレスはやはり賢人でしたな。
たった一人で孤独と対峙することなどできません。
周囲のサポートもあり、もう一度学校という枠に戻りなんとか卒業して社会人になれました。

とはいえ、私は経験から孤独はそれほど悪いものでもなかったと思っています。
孤独とは、永遠の己との対話です。
学校生活の中では「なんとなく」周囲のノリについていくことに精一杯、自分自身の事を考える時間はほぼありません。

人生の中で一度くらいは、徹底的に自分と向き合う時間があってもいいと思います。
自分が本当はどのような人間なのか、そして本当に好きなものは何なのかを知ることができるでしょう。

孤独な夜にも必ず夜明けがあります。
学校に馴染めず孤独だと感じている皆さん、辛いでしょうがそれは夜明け前の貴重な光景を今まさに目にしているのです。

皆さんが見ている美しい光景、大切にしてください。
親御さんは、サポートをよろしくお願いします。
一人で部屋に閉じこもっていると夜明けの訪れに気づけないものです。
周囲の人から「朝が来たよ、部屋を出て一緒に朝日を見よう」と一言あると、孤独な人間は救われます。

学校という枠に戻るにせよ戻らぬにせよ、自由と孤独から得た経験は必ず財産になりますよ。

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小幡和輝 Kazuki Obata (@nagomiobata)
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NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師

1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。

2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。
2018年、不登校を肯定するムーブメント「#不登校は不幸じゃない」を立ち上げ、8月19日に全国100ヶ所でイベントを同日開催。SNSで#の関連投稿は2万件を超え、多くのメディアにも取り上げられた。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出

「高画質」 小幡和輝プロフィール 横長

メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など

 

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学校に行きたくない不登校の子どもと親に読んでほしい記事まとめ。

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約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。 もっと詳しい自己紹介は下の記事を! 社会のギモンに切り込んでいきます。 メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など
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