不登校

小学生の不登校の原因と対策7選。不登校は決して悪いことではない。

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こんにちは。小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。

今回はそんな私が小学生の不登校について考えてみました。

やはり小学生のお子さんが不登校になると、勉強の遅れや交友関係の縮小など、親としては将来が本当に不安になりますよね。

ですが、不登校は本当に悪いことなのでしょうか?
僕は不登校は決して悪いことではなく、解決しなければならないとは思いません。

不登校になった要因はさまざまですし、学校に行かなくても学校の役割を果たしてくれるものはたくさんあります。

大切なのは学校に行くことではなくて、あなたの愛する子どもが幸せになることです。

この記事では、小学校を不登校になってしまう原因と、その対策方法について紹介します。

子どもが不登校になった原因をしっかりと考え、対策を講じることで、子どもが幸せになれる道を作って欲しい。1つでも参考になることがあれば嬉しいです。

目次

全国で3.5万人以上!小学生の不登校の統計的データ

そもそも不登校という状態は珍しいことなのでしょうか?

文部科学省が小学校での不登校者について調査した資料によると、令和2年度は全国で63,350人もの不登校の子どもがいます。(病気・経済的理由などを除く)
(参考:令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

また令和元年度の調査では不登校の子どもの人数は53,350人だったため、1年で10,000人も増加していることがわかります。
(参考:令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

不登校の人数が増えている理由はさまざまな要因が絡み合っているため一概には言えません。
しかし、私は不登校の増加を決してネガティブに捉えてはおらず、むしろ以前に比べて不登校に対する認知と理解が深まっている結果だとも思っております。

むしろ子どもに我慢を強いて無理やり学校に通わせることで、自殺などの重大な問題に発展することもあります。

自分の子どもが不登校になると、親として焦ってしまう気持ちはわかります。しかし、全国的に見ても不登校が決して珍しいことではないこと、ネガティブなものでないこと、この2つについてよく考えて見てください。

小学生が不登校になる原因9選

ここでは小学生の子どもが不登校になってしまう原因を9つ紹介します。

  1. 環境の変化に対応できない
  2. 親と長時間離れて生活できない
  3. いじめ・人間関係の悩み
  4. 勉強についていけなくなる
  5. 失敗を怖がる
  6. 反抗期を迎える
  7. 何となく、行く意味を見いだせなくなる
  8. 生活が逆転している
  9. 発達障害などの特性が影響している

 

もちろんこの他にもさまざまな原因はありますが、比較的よく理由として挙げられるものをピックアップしました。

原因をしっかりと確認することで、子どもが幸せになれるような対策を考えるようにしましょう。

【小学生の不登校の原因その1】
環境の変化に対応できない

幼稚園や保育園から小学校へ入学することで、子どもの環境は大きく変化します。

時間通りに決められた席に座る、新しい友達とコミュニケーションをとるなど、新たなルールにストレスを感じてしまい、不登校になってしまう場合が多いです。

【小学生の不登校の原因その2】
親と長時間離れて生活できない

小学校低学年にありがちな理由なのですが、親(特にお母さん)と長時間離れることに強い不安を覚え、不登校になってしまうケースです。

母子分離不安型とも呼ばれ、親以外の人と接触することに強い抵抗を示します。

反対に親と一緒であれば不安を感じることはないので、自宅や家族と一緒に出かけているときは元気です。

【小学生の不登校の原因その3】
いじめ・人間関係の悩み

悪口や暴力、靴を隠されるなどの嫌がらせが、不登校の原因となってしまうことはよくあります。

いじめの発端は些細な内容が多く、仲間内で少し変な発言をしてしまった、うまく遊びに混ざれなかったなどさまざまです。

高学年になれば男女の恋愛感情などをからかわれることも増えるため、複雑化した人間関係に耐えられずに不登校になってしまうこともあります。

また、仲の良い友達がいない、人見知りで話すことが苦手など、コミュニケーションをうまく取れず、学校を楽しい場所と感じないという子どもも多いです。

【小学生の不登校の原因その4】
勉強についていけなくなる

小学校3~4年生くらいになると、勉強する内容が広くなり、より本格的なものへと変わります。

そこで勉強についていけなくなり、テストで思うような点数が取れなかったり、宿題ができなかったりして負い目を感じ、不登校になる事例です。

特に中学年くらいになると、周りの人と自分を比べるようになってしまうので「周りに比べて自分はできない」とふさぎこんでしまうことも考えられます。

学力に関しては、すららのようなインターネットを使って自宅で学習できる教材を使えば解決することができます。特にすららは所属している学校の出席扱いにもなる教材なのでオススメです。

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>>【評判】すららの5つの特徴とメリットを徹底解説【不登校生におすすめ】

【小学生の不登校の原因その5】
失敗を怖がる

自分が苦手なものに対する失敗を恐れ、授業を休みがちになるケースです。

特にサッカーやバスケットボールなどの団体競技や、歌の発表や図工などの芸術が苦手な小学生はたくさんいますよね。

年齢を重ねるにつれて、集団の中で自分だけうまくできなかったらどうしようという気持ちが強くなります。

人に怒られる、笑われるといった不安を拭えず、ずる休みを繰り返しているうちに学校に行かなくなってしまうのです。

【小学生の不登校の原因その6】
反抗期を迎える

小学校高学年になると、早い子だと反抗期を迎えます。

親や先生へ歯向かうような態度をとるために、学校をサボる子どもも多いです。

また習い事や受験勉強などを強制され、プレッシャーで抑圧された気持ちが爆発し、学校に行かなくなるというケースも存在します。

【小学生の不登校の原因その7】
何となく、行く意味を見いだせなくなる

決して勉強ができないことはないし、人とのコミュニケーションが取れないこともないのに、行く意味を見いだせずに不登校になってしまうこともあります。

何となく周りと会話が合わなかったり、学校を楽しく感じなかったり。

そんな日々を過ごしていると、軽い言い争いやいじめなど、ふとしたキッカケが原因で学校に行かなくなってしまいます。

【小学生の不登校の原因その8】
生活が逆転している

様々な理由で昼夜逆転してしまうと、学校に行く時間に起きられなくなります。

起立性調節障害を発症している場合、本人は起きたいのに起きられない可能性も。学童期に起こりやすいと言われているため、朝の体調不良が続く場合は受診してみても良いでしょう。

また、スマホやパソコンを長時間利用すると、ブルーライトによって体内時計が変化。睡眠障害を引き起こします。

ただし、スマホやパソコンを取り上げれば朝起きられ、不登校が解決するというわけではありません。夜眠れなくなるほど長時間使っている場合、学校に行きたくない原因が他にあり、ストレスを癒やすために使用している可能性があります。

どちらにせよ、昼夜逆転していることを叱るのではなく、根本原因を解決することが不可欠です。

【小学生の不登校の原因その9】
発達障害などの特性が影響している

ASDやADHDなどの発達障害が不登校に影響している可能性もあります。

発達障害は、先天的な脳の構造により一部の能力が特異的に伸び、他の部分がゆっくりと発達していくものです。得意な部分において高い能力を発揮する一方で、苦手な部分も持っています。

発達障害の場合、ルールを固く守る一方で例外を受け入れられなかったり、ずっと座っていることが難しかったりします。結果、学校生活を送るのに対して壁を感じてしまい、不登校になるケースもあるのです。

発達障害の疑いがある場合の対処法は「発達障害の疑いがある小学生が不登校になったときの対処法」の章で詳しく紹介します。

小学生の子どもが不登校の時に親が取るべき対策7選

小学生の子どもが不登校になったとき、親はどのような対策をとればいいのか紹介します。

ここでまず一番に考えて欲しいことは「子どもが幸せになる方法を取る」ということです。

そもそも無理やり行きたくもない学校に戻す必要はあるのでしょうか。

もちろん学校に戻りたくても戻れないという子どももいるので、まずは子どもの状況を確認しながら対策を行ってくださいね。

【小学生の不登校の対策その1】
学校を休ませる

子どもが「学校に行きたくない」と言ってきたなら、それを否定せずにまずは休ませてあげてください。

子どもはいま、学校に通うことに対して不信感を抱いています。

そこで強引に学校に行くように促してしまうと、子どもの居場所がなくなり、自殺などのより悲惨な状況を生み出しかねません。

まずは「しばらく休んでもいい」と、不登校を認めてあげてください。

【小学生の不登校の対策その2】
子どもの話を聞く

子どもと落ち着いて話ができる機会を作ってください。

ここで「なんで行きたくないの?」という言葉を使うことはおすすめしません。

まだ小学生なので、学校に行きたくない理由を上手に説明できないことも多いです。

また安易に解決に導こうとするのも良くありません。

なので、まずは「行きたくないなら行かなくてもいい」というスタンスで話を聞いてあげましょう。

【小学生の不登校の対策その3】
いろいろなものに触れさせる

とにかく子どもが興味を持って夢中になれるものが無いか、いろいろなものに触れさせましょう。

例えば動物園や水族館などの施設に連れて行くのもいいですし、自宅でインターネットを使って動画を見せるのもOKです。

夢中になれるものが見つかれば、そこから学ぶ意欲が高まり、学校に行きたいという気持ちが芽生えるかもしれません。

学校に関係ないものでもいいので、子どもが興味を持てるものを見つけるために、いろいろなものに触れさせてください。

【小学生の不登校の対策その4】
自信をつける

子どもが自分に自信を持てるようになるために、いろいろな取り組みに関しての頑張りを褒めてあげましょう。

不登校になる理由の1つとして、勉強ができない・他人と比べて自分が劣っているように感じるという自己肯定感の低さが挙げられます。

例えばお手伝いを頼んで、ちゃんとできたら褒めてあげる。

子どもが興味を持って取り組んでいる事柄に対して、進展があったら一緒になって喜ぶ。

こうすることで自分に自信が持てるようになり、不登校からの回復が期待できます。

【小学生の不登校の対策その5】
学校の先生を交えて話をする

学校に戻ってもらいやすくするために、学校の先生を家に呼び、話し合うことも有効です。先生と信頼関係を築くことで、学校でも心のよりどころを見つけやすくなります。

ただし、特別扱いされることを嫌う子どもも少なからずいるので注意してください。先生を家に呼ぶかどうかは、前もって子どもと話をしてから決めるようにしましょう。

もちろんその時には「先生は怒ってない」ということもしっかりと伝えてくださいね。

【小学生の不登校の対策その6】
学校に行く以外の道を考える

僕は学校に行くことだけが正しい正解だとは思っていません。

そもそも学校に行かないことによるデメリットの大半は「勉強に遅れてしまう」や「友達ができなくなる」という点です。

学力に関しては、すららネットのようなインターネットを使って自宅で学習できる教材を使ったり、YouTubeで動画を見ながら勉強したりすることで補えます。

特にすららネットは所属している学校の出席扱いにもなる教材なのでオススメです。

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>>【評判】すららの5つの特徴とメリットを徹底解説【不登校生におすすめ】

交友関係も、中学生になって新たなスタートを切ることで、すんなりと友達ができることも十分ありえます。

決して学校に行くことだけが子どもの幸せにつながるとは思わず、いろいろな道を提案してあげてください。

【小学生の不登校の対策その7】
学校のほかに居場所を作ってあげる

学校のほかに落ち着けるような居場所を作ってみてください。

例えば音楽の習い事やプログラミングスクールなどです。

最近だと、趣味があう人とSNSでつながってコミュニティを作ることもできます。

学校に行かくなった時間を、何か興味があったり得だったりするものに注いで、そのコミュニティに所属してみましょう。

心地よい場所づくりができると、不登校だからと言って人間関係に悩む必要はなくなります。

不登校の小学生を持つ母親もすぐ仕事を辞める必要はない4つの理由

子どもが不登校になると、「仕事を辞めて一緒にいる時間を過ごしたほうがいいのかな?」という疑問もあると思います。しかし、すぐに辞める必要はありません。

理由としては以下の3つがあげられます。

  1. 母親の気持ちに余裕がなくなる
  2. 子どもがより悩んでしまう
  3. 子供の居場所を探す選択肢が減る

 

辞めるという選択肢を選ぶとしても、お子さんとしっかり相談してからにしましょう。

【仕事をすぐ辞めるべきでない理由1】
母親の気持ちに余裕がなくなる

仕事を辞めると、まず金銭面に余裕がなくなります。

今は生活できたとしても、将来の学費などの貯蓄ができず、不安が生まれてくるはずです。また、職場での交流がなくなるため、社会から閉ざされたような感覚に陥る人もいます。

その結果、精神的に余裕がなくなってしまえば、かえって子どもに悪影響を及ぼす可能性もあります。不登校の子どもと接するには、まず母親の気持ちが安定していることが必須です。

もし、仕事を辞めて余裕がなくなるのであれば、続けたほうが良いでしょう。

【仕事をすぐ辞めるべきでない理由2】
子どもがより悩んでしまう

母親が仕事を辞めることで、「自分のせいで申し訳ない」という気持ちが芽生えます。結果、子どもの悩みを増やしてしまうこともあるのです。

もちろん、もともとお母さんと過ごす時間が少なかったのであれば嬉しい気持ちもあり、退職するのがただ悪いという訳ではありません。

辞めるにせよ、子どもとよく話し合って、気持ちを尊重してあげましょう。

【仕事をすぐやめるべきでない理由3】
子供の居場所を探す選択肢が減る

学校以外にも、子どもの居場所は作れます。僕自身、適応指導教室(教育支援センター)に通ったり、ゲームの大会に出たりして、友人をたくさん作ってきました。

学校にこだわる必要はありませんが、コミュニティに属して人間関係を学ぶことは大切です。

もし、「ずっと家にいて子どもと一緒にいてあげよう」と思っているのなら、子どもが新しいコミュニティに飛び込むチャンスを奪っているのかもしれません。

発達障害の疑いがある小学生が不登校になったときの対処法

発達障害が原因で不登校になっているのかもと感じた場合は、以下の準に対処しましょう。

  1. まずは診断を受ける
  2. 子どもの特性を理解する
  3. 子どもの長所を褒める

 

順番に解説していきます。

ステップ1 まずは診断を受ける

まずは、本当に発達障害かどうか診断を受けるのをおすすめします。

発達障害の特性は、誰しもある程度持っているものです。そのため、素人が判断するのはかなり難しいでしょう。

これから子どもと接するときに注意してあげる点を理解するためにも、まずは医師に相談すると良いでしょう。

ステップ2 子どもの特性を理解する

もし発達障害と診断されたら、お子さんの特性を理解してあげましょう。

発達障害は人より苦手な部分がある一方で、優れている点もあります。特性を理解することは、得意なことに挑戦させたり、苦手なことへの対処法を身に着けたりするのに必須。

ペアレント・トレーニングと呼ばれる、発達障害の保護者を対象にした支援プログラムもあるので、参加して理解を深めてみるのもおすすめです。

ステップ3 子どもの長所を褒める

発達障害から不登校になったお子さんの場合、うまく周りと同じことができず自信をなくしている可能性が高いです。

特性を理解したら、強みの部分をしっかり褒め、自信をつけられるようにサポートしてあげましょう。

もし、授業についていけずに勉強に自信をなくしていたら、自分のペースで学べるタブレット教材も多くあります。

なかでも「すらら」は発達障害の専門機関と共同開発しており、特性に応じた教材を作っているのでおすすめです。

>>すらら公式HP

小幡和輝からのメッセージ

僕が不登校なった原因は主に2つで、いじめや人間関係に苦しんで、そもそも行く意味もわからなくなって不登校になりました。

なんとなくからはじまる不登校って、サボってるだけじゃないかとか思われがちですけれど、本当にそうなんですよね。なんとなく行きたくないんです。

行きたくないというより、行くメリットがわからないというか。

僕の場合、別に勉強が嫌いなわけでもなかったので、学校以外で勉強したいなぁと思ったりもしました。

やりたいくない科目はやりたいないし、苦手なことでも頑張ってやろうというのはわかるんですけど、苦手なことをやり続けるというのは反対です。

学校にこだわる必要なんかない。

学校以外にも世界はめちゃくちゃ広がっています。不登校は不幸じゃない。

学校に行かないのであれば、その時間を他の形で有効に使えばいい。

学校に行かないという選択肢も伝えていきたいです。

【100人以上掲載中】本ブログに掲載されている不登校体験談まとめ こんにちは。 小幡和輝です。この記事ではみなさんからいただいた不登校の体験談をまとめています。 不登校体験談の記事まとめ...

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僕自身も中学生までの10年間、不登校でした。しかし、その後は大学まで進学し、現在は会社の代表を務めています。

その経験を経て言えるのは「不登校は悪いことではない」ということ。行きたくない子を無理やり学校へ行かせるのも、良くありません。

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ABOUT ME
小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』『子ども稼ぐ力』など 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!