不登校

高校生のときに友達関係に悩んで不登校になった話

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P.N. たらこ

私は現在35歳ですが、高校生だった16歳のころ不登校になりました。
理由は友達関係がうまくいかなかったからです。

私が16歳のころなので2000年ごろの話ですが、当時私は学校の同級生女子から嫌われていました。
嫌われた理由は、学校内でモテていた先輩と付き合ったからです。

始まりはそんなささいなことでしたが気の強い同級生の女子から反感をかい、段々と嫌がらせがエスカレートしていきました。

最初は特定グループの女子に無視される程度でしたが、段々と他の女子からも無視されるようになっていったのです。
その後上履きを捨てられる、教科書が破られるという状況になっていき、段々と学校へ行くのが嫌になってきました。

その嫌がらせが3ヶ月くらい続いたところで食欲もなくなり、学校へ行くことを考えるとお腹が痛くなるように。
ですが学校内では仲良くしてくれる子もいました。
でも段々とその子も嫌がらせをされるようになってきたので人間が恐くなり、学校も休みがちになりました。

私の母も父も優しいのですが、嫌がらせの始まりが恋愛だったこともあり相談するなんて絶対にできません。
思春期だし両親にも話せず、毎日体調が悪いと言って学校へ行かないようになりました。

最初は「学校へ行きなさい」と説得されたり怒られたりしていて、それが原因で両親とも不仲に。
両親と家の中で会っても会話もろくにしないような状況です。

私の正直な気持ちを話せるのは、学校内で無視される私とそれでも仲良くしてくれようとした友達だけでした。
学校には行かずにその友達と会うときだけ出掛けるという生活を送っていると両親は激怒。

「遊ぶなら学校に行け」と言われ、当時の私は唯一の場所を奪われると思い激しく反発して両親とはますます不仲になりました。
両親に半ば無理やり学校に連れていかれるようになりましたが、無理矢理連れていかれると吐き気やめまいも感じるように。

そんな頃、自宅から離れた大学へ通っている姉が久しぶりに自宅へ帰ってきました。
姉は私の状況を知り、「学校に行きたくないなら行かなくていい」と両親を説得してくれたのです。
「大学に入っても勉強しない人もいるし、本人にやる気がないなら意味はない」と話してくれました。

そして両親もそれにしぶしぶですが納得してくれ、卒業できる範囲内なら行かなくても構わないということに。
そのとき、すごく心が軽くなるような感覚があったのを覚えています。

結局私は自分の気持ちを分かってもらいたかったのかもしれません。
それ以降は気持ちも少し落ち着き、学校にいかない代わりに自宅で勉強をするなどしました。

私は自分が行きたいときしか学校には行きませんでした。
結果大学にも進学し、無事に就職、そして結婚もして普通の生活を送っています。

毎日学校に通っても通っていなくても幸せかどうかは人によりますし、実際に私は普通の幸せな生活を送ることができています。

今思うと「学校に通うことが大事」なのではなく、自分の人生を組み立てることが大事なのだと思います。
学校はその先の人生を見据えたものなので、学校に行くのが嫌なら方向転換をすればいいのかもしれません。

無理に頑張ることも大事ですが、たぶん私は無理に学校に行っていたらその後に引きこもりになっていたような気がします。
あんまり気張らないこと、学校ではなく人生の1つの過程だと考えるといいかもしれません。

 

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小幡和輝
小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。日本で1番当事者に会っている不登校の専門家です。1年間で1000人以上。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』など。 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!
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