不登校

【不登校体験談】「どうして学校くんの?」娘が忘れた携帯を覗くと。

記事の最後にLINEの友達追加の紹介があります。

この記事が役に立ったらぜひLINEで友達になってください!

コラムや記事更新のお知らせなど、いろんな情報をお届けします!

2019年この春に、私は初めておばあちゃんになります。

今年で20歳になり、成人式に着る振袖を用意した私の娘はたった一度だけ振袖に腕を通し母になるのです。

「ねぇ美優、笑う事すら忘れてしまったあの頃が今ではホント嘘みたいに笑うよね。」

あの日は大粒の雨が降った中2の夏の日の事でした。

「いってきます!」

そう言って家を出た美優、普段なら絶対忘れない携帯をその日はなぜか忘れて行ったのです。

主人と娘を送り出し、いつものように朝の片付けをしホッと一息ついた時でした。

美優の携帯がブルブルッと震え着信を知らせたのです。

「誰かな?きっと忘れて行ったの知らないんだろうな?。」

と私は娘のドジを笑っていました。

それからしばらくすると今度は何度も震え始めたのです。

私は電話かもしれないと思い、娘の携帯を覗いてみると…

「どうして学校くんの?」

「ねぇねどうして?」

「ねぇねぇ生きてて楽しい?」

ズラズラっとそんなメールが私の視界に入ってきたのです。

しばらく放心状態となった私は、気が付いた時には美優の学校に来ていました。

職員室に入りクラス名と名前を告げ

「娘を至急呼んで下さい。」

と自分でも何をしているのわからない程の興奮状態で飛び込んで行ったのです。

担任を待つ間、悲しみと怒りがこみ上げ私は今すぐ美優を連れて帰りたい気持ちだけでいっぱいでした。

キョトンとした顔で現れた娘に

「おばあちゃんが危篤なの」

と娘を連れ学校を後にし、その帰り道おばあちゃんの話が嘘だった事と携帯を忘れて行った事だけを伝え私と美優は家に向かって歩きました。

突然足を止めた美優は、大好きな桜色の傘の下でポロポロと泣き出し

「…ないの。学校行きたくないの。」

そう言って大粒の雨の中、小さな頃のようにワンワンと声を出して泣いたのです。

たくさん美優に聞きたい事があったけど、何一つもう聞かなくていい。

携帯を忘れて行ったのではなく美優は私に助けを求めたのだと、その時初めて気付いたのです。

その日を境に美優が学校に行く事はなく、中2の夏で美優の中学校での義務教育は終了となりました。

私は残りの1年半を、義務教育の代わりに家庭教師を頼み中学で学ぶ最低ラインの勉強だけはさせました。

本来なら当然に迎えるはずだった卒業式も校長室で卒業証書を受理し卒業となったのです。

その後、美優は飲食店やショップ等でアルバイトをしながら本当に自分のやりたい事を探していました。

19歳になった時に、コツコツ貯めていたお金でネイルの勉強を始め、ようやく目標をもって歩き出した頃の事でした。

美優が自分の妊娠に気付き…

「私ママになりたい!」

そう言って、美優は入籍しママになる日の為に今はママの練習をしています(笑)。

学校で学ぶ事ばかりが全てではありません。

美優のような人生があっても私はいいと思っています。

大好きな桜色が一面を覆うそんな季節に、私をおばあちゃんにしてくれる娘ですよ。

私の自慢の娘です。

ペンネーム:沙月

他の不登校体験談も読んでみる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

不登校の体験談を引き続き募集しています。(当事者や保護者など)書き方マニュアルを作っています。詳細はこちらの記事を。

関連記事→学校に行きたくない不登校の子どもに読んでほしい記事まとめ。

#不登校は不登校じゃない全国100ヶ所で不登校を肯定する居場所作り

—–スポンサーリンク—–


小幡和輝 Kazuki Obata (@nagomiobata)
ブログの感想とかTwitterでいただけると嬉しいです。

LINE@はじめました!仕事の募集、お悩み相談、お知らせ、雑談など

NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師

1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。

2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。
2018年、不登校を肯定するムーブメント「#不登校は不幸じゃない」を立ち上げ、8月19日に全国100ヶ所でイベントを同日開催。SNSで#の関連投稿は2万件を超え、多くのメディアにも取り上げられた。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出

「高画質」 小幡和輝プロフィール 横長

メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など

 

記事を読んでいただき、ありがとうございました!

もし良かったらLINEで友達になりましょう!

記事更新のお知らせやいろんな情報をお届けします!

LINEだけのコラムもあるので、僕とやりとりもできる【メルマガ】と思っていただけたら!

登録者2000名超えました!

なお、友達登録特典で僕のサイン付き著書を500円引きで購入できるクーポンがもらえます!

友だち追加

YouTubeもよろしくね!

あと、読んでほしい記事のまとめです!

【記事まとめあり】みんなの不登校体験談を集めています

僕の体験談はみんなにあてはまるものじゃない。たくさんの体験談の中から共感できるものを見つけてほしい。

そんな想いに賛同してくれた方から記事を寄稿していただいてます。100人以上の体験談が集まっています。記事を書いてくれる人も募集中です。

【売上も公開】18歳の高校生社長が一億の男になるまで。

僕の具体的な仕事内容についてまとめています。2万文字以上の大作です。

学校に行きたくない不登校の子どもと親に読んでほしい記事まとめ。

不登校は不幸じゃない。周りの目だったりもあるし、どうしても不安になっちゃいますよね。視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。

小幡和輝へのお仕事依頼はこちら

僕へのお仕事依頼を検討されている方はこちらをご確認ください。

ABOUT ME
小幡和輝
小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。日本で1番当事者に会っている不登校の専門家です。1年間で1000人以上。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』など。 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!