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【大学はいらない?】大学不要論を現役の大学生の立場から考察します。

よくTwitterで議論になりますが、実際のところどうなんでしょうか。

現役の大学生の立場で意見を出してる人は珍しい気がするので、僕なりの意見を書いてみたいと思います。

大学は本当に不要?

不要ではないと思いますが、あまり価値はないのかなぁという印象です。

考察する点は主に2つ。

1.大学のレベルが下がってる。

昔の大学を知らない僕の立場ではなかなか考察しにくいのですが、話を聞く限りそんなに下がってはいないという印象です。

昔と比べて大学に行く人が増えたので、全体的に学生の質が下がっている。というのは考えられますが、そもそもの大学のあり方は、学びたい人が行き、そのための環境を用意してくれる場所が大学だと考えます。

大学の環境自体が悪くなったという印象はないです。

2.大学でできることが他の手段で代用できるようになった。

僕はこっちの理由が大きいと思ってます。インターネットとSNSの発展で、情報と繋がりを得るためのコストが格段に下がりました。

大学に行くための学費を別の形で活用すれば、相当のことができるでしょう。

オンラインサロンとかはまさに一例ですね。

今の多くの大学生が卒業までに学ぶレベルの勉強であれば、大学に行ってまでやることではないのかなと思います。

もちろん研究の世界で生きていくのであれば話は別ですよ。

では、学歴はどうでしょうか?

ぶっちゃけた話、多くの人が欲しいものは学歴であり、その大学で学んだことではないと思います。

そして、学歴が必要になるほとんどの理由は就職活動です。

つまり就職活動における、学歴評価が別の形で代用できれば、大学に行かなくてもいいのではないでしょうか。

就職活動における、学歴の必要性。

学歴というのは一種の資格です。

大卒=センター試験を解けるくらいの学力があり、それをやり切るくらいの粘り強さがあるだろう。

〇〇大学卒=上記の中でもどれだけ努力したか、学問という分野での才能と努力量をある程度可視化できる。

〇〇学部、専攻=4年間以上その分野について考えた、勉強したという証明。

このように分解して考えることができます。

例えば僕は簿記の資格を持ってますが、もう実務からかなり外れているので、いま試験を受けても落ちるでしょう。ですが、資格は有効です。

簿記の資格は持ってないが実務をやっている人をAさんとしましょう。

Aさんの方が僕よりも優秀ですが、それは可視化することができません。

実際に僕とAさんで同じ作業を比べてみれば、僕よりもAさんの方が優秀である。という証明ができますが、現実的にすべて比べるということは難しいです。

また、比べることが難しいものも多いです。

これを学歴に置き換えてみます。

高卒のAさん、一般大学のBさん、難関大学のCさん。

どの人が一番優秀でしょうか。

本当に優秀であるかどうかわからないですが、Cさん>Bさん>Aさんの順で、優秀である確率が高いと考えます。

学歴を取るための才能と努力は価値があるので。

今の新卒一括採用では、現実的にすべての学生と面接は難しく書類選考が必要なので、一定の足切りラインが必要です。

また、面接では面接官の価値観において優秀かどうかを判断するので、他の人が面接すれば結果が変わるかもしれません。

だから、共通の尺度で優秀かどうかを判断するものが必要になります。

それが「学歴」です。

つまり、要は多くの人が優秀であると判断する、別の価値があれば学歴は不要となります。

もっと別の言い方をすれば、学歴に価値がないと考える人が多い環境では学歴の価値は低く、学歴に価値があると考える人が多い環境では学歴の価値が高まります。

わかりやすく言えば、スポーツは学歴関係ないですよね。

野球の清宮幸太郎選手が、プロ球団にスカウトを受けて「いや、自分は大学行きます。」となれば「えー!?」ってなりますよね。

将棋の藤井聡太くんが中学生でプロになったけど、高校に進学するというニュースを聞いて「高校行かずに将棋に専念したらいいのに」って思いませんでしたか?

上記は学歴よりも野球や将棋のプロの方が価値が高いと思う人が多いから起きる現象です。

学歴以上に多くの人が価値と認めるものを別に作ることができれば学歴は不要です。

ビジネスの世界では実務経験、実績、資格とかでしょうか。

大学に行って学歴を手にするのか、4年間の時間とお金を別のものに投資するのかってことだなぁと。

といっても無駄ではないので、一応卒業する予定です。

僕は一応大学を卒業予定です。

もう卒業間近なので、ここまできたら辞めるのはもったいないかなぁ。というのが本音です。

僕は受験の時点から将来やりたいことが決まっていました。

(地域の活性化を仕事にしたい、和歌山を拠点に活動したい →和歌山大学の観光学部に進学しました。)

それでも、正直なところ時間と費用のコストがあっていたかは微妙です。

価値はあったと思いますが、コストパフォーマンスがよかったかどうかはわからない。

少なくとも卒業間近でなければ、辞めてると思います。

まず、大学に入ってからやりたいことを見つけるって本当にナンセンスとしかいいようがない。

それだったら大学という偏りがあるところでなく、いろんな人と会って、いろんな会社で働いた方がいいですよ。

その上でやりたいことが見つかって、そのために学問的な知識が必要だと思ってから大学に行けばいい。社会人の学び直しは大賛成です。

その時間分の仕事をすれば相当のお金が稼げるので、大学からコスト以上の学びを持ち帰ろうというモチベーションにも繋がるでしょう。

成功者で学歴不要っていう人に限って難関校を出てることが多いじゃん!

それはあるかもしれません。ただ、僕は難関校と呼ばれるところを出た人が優秀になるというより、優秀な人だからこそ難関校も受かるし、成功するんじゃないですかね。

あとは難関校に優秀な人材が集まりやすいので、その人たちをみて視座が高まるという視点もあると思います。

あとはぶっちゃけ価値があるのは学生という肩書きですかね。

学生でこんなことやってます!という評価や、学生しか参加できないプログラムには本当に助けられたので。

そこが一番の価値だとするならば、もはや何のために大学があるかわからなくなりますが。。

周りに価値があると思う人が多ければ意味があるし、少なければあまり意味はない。

僕は学歴にはあまり価値がないと考える人間です。

なので、僕の周りに限っては学歴はあまり意味がないと思いますし、僕の感覚としては学歴に価値がないと考える人が増えていると思いますね。(なお、僕は学歴で仕事を依頼したことはないです。)

それでも行きたければどうぞ。

でもコスパよくいきましょうね。だからAO入試とかはオススメです。(AOが簡単っていう意味じゃなくて、AO入試に必要な面接、作文、課外活動などは社会で活きるからです。受験勉強はほとんど役に立たない)

最後にもう一度考えて欲しいのは、本当に学歴が必要かどうかですね。

ぶっちゃけ自分で稼げるようになれば関係ないので、学校は置いといてその時間を使ってフリーランス目指すのはありです。

まずはクラウドワークスからやってみて、月数万円稼ぐところからスタートしてみたらいいんじゃないでしょうか。

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向き不向きがあるから高校生のうちからやってみるといいですね。

向いてなかったら大学進学はありかも。

まぁ大学に行く学費があって就職のためにいくのであれば、プログラミングとかデザインとかやった方がいいと思いますけど。。

案件マッチングのクラウドテックとか見ればビックリしますけど、デザインやプログラミングができるとめちゃくちゃ稼げますからね。

講座情報貼っておきます。

プログラミングの無料体験レッスンの講座がありました。

ヒューマンアカデミーのデザイナー講座がありました。

時間は有限なので、なにに投資するかは考えた方がいいですよ。

僕は学歴で人を判断しないので、僕に対しては無駄な投資ということになります。

他の人はわかりません!

が、これまではともかく、これからの時代でも学歴で人を判断する人はやばいだろうなぁとは。

関連記事はこちら。
自己分析よりこれを読め。就活生に読んでほしい記事まとめ。

学歴の低い大学生は就活のためにもSNSを活用すべし。

大学生は奨学金で資産運用すればいいと思う。目指せ投資家。不労所得バンザイ。

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小幡和輝 プロフィール
1994年生まれ。約10年間の不登校を経験後、高校3年で起業。最近では47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位に。GlobalShapers「世界経済フォーラム(ダボス会議)が認定する世界の若手リーダー」に選出。

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小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』『子ども稼ぐ力』など 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!