ギモンに切り込む

30歳を過ぎて感じる、不登校による影響力のなさ

私は1998年、中学1年生の時に不登校になりました。

理由は不登校になるのにはありきたりなもので、クラスメイトからの陰湿ないじめです。

先生から受け取ったプリントを後ろの席に回す際、明らかに手と手が触れないように避けて受け取る男子。

休み時間には女子が聞こえるように私の悪口をグループ内で楽し気に話しています。

そんな毎日に嫌気がさし、それでも我慢して学校に通っていたのですが、どうしても耐え切れなくなり不登校となりました。

不登校となった私のために、両親が手を尽くしてくれたのは子供ながらに理解していたつもりです。

しかし、親から「もう学校に行ってもいじめられないから大丈夫だぞ」と言われても、再度通うまでに半年かかることに。

意を決して通ってみると、たしかに不登校となる前に感じた私に対する悪意や悪質ないじめはなくなっていました。

いえ、正確には悪意はあるけど出さないように努力しているクラスメイトたちの姿があると言ったほうが正しいでしょうか。

結果として、中学2年生の半ばくらいにはもういじめに怯えることなく普通に登校できていました。

ただし、不登校となった半年間の経歴は消えません。

私のせいではなく、いじめてきたクラスメイトのせいであるのにもかかわらず、私の学生時代における汚点として残り続けるのです。

過去をきっぱりと忘れ去ることはできませんが、それでも私はなるべく前向きに今までの人生を歩んできました。

高校時代は同じ中学の同級生がいた関係から、少しいじめられていた頃のことを思い出すこともありました。

高校卒業後は専門学校に通い、気持ちを新たに学生生活をスタートさせました。

そして就職し、今現在に至ります。

いじめられていた時からすでに15年以上経過しますが、私の中に「いじめられていた」という事実ははっきりと残っています。

しかし、学生時代にはまったく思い浮かばなかった考えが、今の私には浮かんでいるのです。

中学時代に不登校だった。それがどうした、と。

いじめを受けていた張本人は、いじめられていた過去を隠したいと考えますし、私もそうです。

ただ、それ以上に新しく知り合った友人や同僚は、私が過去にいじめられていたことを知っても、正直気にしません。

良い意味で、そんなことどうでもいいのです。

いじめの過去を気にするのはいつだって当事者で、度合いに違いはあれど恐らく皆さん心のどこかに残っているでしょう。

今現在いじめを受けている方は、その苦しさに耐えられなくなってしまう寸前かもしれません。

しかし、自分を理解してくれる人は必ずいます。

私にとってそれは両親であり、大人になってからの友人や同僚でした。

いじめはくだらない、最低の行為です。そんな行為に没頭している同級生に、立ち向かう必要はありません。

学校に行きたくなかったら、不登校でも良いんです。

心配する必要はありません。不登校だったという事実は、社会に出ると何の影響もありませんから。私が保証します。

不登校でも良いので、今を生き抜けばきっと、楽しい未来があなたを待っていますよ。
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小幡和輝 Kazuki Obata (@nagomiobata)
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NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師

1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。

2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。
2018年、不登校を肯定するムーブメント「#不登校は不幸じゃない」を立ち上げ、8月19日に全国100ヶ所でイベントを同日開催。SNSで#の関連投稿は2万件を超え、多くのメディアにも取り上げられた。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出

「高画質」 小幡和輝プロフィール 横長

メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など

 

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【記事まとめあり】みんなの不登校体験談を集めています

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学校に行きたくない不登校の子どもと親に読んでほしい記事まとめ。

不登校は不幸じゃない。周りの目だったりもあるし、どうしても不安になっちゃいますよね。視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。

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約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。 もっと詳しい自己紹介は下の記事を! 社会のギモンに切り込んでいきます。 メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など
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