3年目を迎えた地方創生会議、今年は2019年7月6日〜7日に高野山にて開催。本日、1日目でした!
47都道府県が繋がる場所。地方創生のプラットフォームとしてはじめた地方創生会議に、今年も全国各地から約150名の参加者が集いました。
僕は「この場所から何かを生み出すこと」、「みんなで会をつくること」を大切に、地方創生会議をつくっています。毎年、ここからつながった人同士で新しいプロジェクトが生まれたり、事業が動き出したりしています。今年はどんなものごとが起こるのでしょうか。
では早速、1日目の様子をお届けします!
続々と高野山へ集結
特急こうやから極楽橋てケーブルカーに乗って。
810年頃から続く、真言宗・密教の聖地へ。まさしくdiscover deep japan。#地方創生会議 pic.twitter.com/iP7ZEIh4Eq
— 伊藤綾▷クラファン挑戦8/15迄 @越後湯沢 (@KirahoshiYuzawa) July 6, 2019
参加者の皆さんが続々と。
まもなく、開会…!!!#地方創生会議 pic.twitter.com/BbAT2hOkmv
— 椿原 ばっきー / 熊本クラフトコーラ (@Bucky_mkt) July 6, 2019
キターーーー#地方創生会議 pic.twitter.com/dfD0N9Dr6q
— ○fficial髭林ズム (@884hasiru) July 6, 2019
メイン開場は、高野山の大師協会。毎年恒例、般若心経を唱えた後、三宝院 住職の飛鷹全隆さんによる講話を聞きしました。

飛鷹さんは今年1年、法印という高野山の最高位の役職で、高野山を作った弘法大師空海の代わりをするというお役目を勤めていらっしゃいます。
会場はシンと静まり返り、飛鷹さんの声に耳を傾けました。
https://twitter.com/niccoru/status/1147370916889763840
アイスブレイク「他己紹介」
心が整ったところで、いよいよスタート!一つ目のコンテンツは、アイスブレイク。ペアになってお互い自己紹介したあと、短めの他己紹介をFacebookの参加者グループにアップしながら、親睦を深めました。
はじまる!すごい空間だ…#地方創生会議 pic.twitter.com/ysPR3Tomh8
— 目黒水海 / minami (@minamimag) July 6, 2019


トークセッション①「これからの東京と地方」
3つあるうち1つ目のトークセッションのテーマは、「これからの東京と地方」。東京を拠点に、全国各地を巡る3名をゲストにお招きし、東京と地方の違いや関係性についてお話が進みました。
ゲスト
・木村昌史(ALLYOURS 代表)
・菅本香菜(旅するおむすび屋)
・山下 翔一(ペライチ 創業者)

ペライチ山下さん「東京と地方は行動するモチベーションが違う。ざっくりいうと経済のブーストが違う。東京は価値を大切にし、地方は信用で回っている。商売にしてもモチベーションが違う。ペライチは地方では使われない価値の代わりに信用を通すことを行っている」#地方創生会議
— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
ペライチ山下さん「行動をしていてモノを動かしていくのは地方のほうが強い。東京と地方でコミュニティが違う。地方は生まれながらに地域の一部となっていて「I」ではなく「We」だからみんなで幸せにコミュニケーションを取らないと嫉妬してしまう。ネットで叩かれるのは地方だと思う」#地方創生会議
— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
菅本香菜さん「生産現場は生産者に近い存在だが、その方々とちゃんと信頼関係を築くためにはある程度時間が必要。生産現場と長くつきあうに最も大事なのは信頼。金額や数値では測れないものも大事で、長く深くつきあっていきたい」#地方創生会議
— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
まちの魅力を引き出す魔法の質問
「あなたの街の当たり前を10個教えてください」あなたのまちの魅力を教えてください、だと既にサイトに載ってるような情報しか出てこないが
聞き方一つで引き出しが変わる#地方創生会議— きな (@hiro_sw19) July 6, 2019
情報弱者→情報強者
にとどめるのではなく
体験弱者→体験強者へ— むーちゃん (@5E6AZjohIG5w8WN) July 6, 2019
地方のきついとこ
ペライチ山下さん 「地方は飲み会が多すぎ。週に8-10回くらい」
おにぎり屋菅本さん「地方は数字だけだと計れない、信頼が大切」
オールユアーズ木村さん「地方の繊維業のネットワークへの入り方、基本は紹介繋ぎ」#地方創生会議 pic.twitter.com/Y2fkLNJK1Q
— 【公式】ローカルクリエイターラボ (@localcreatorlab) July 6, 2019
トークセッション〜地方と東京の掛け算〜
地域で活動してても東京など別の地域で感度を高める大切さを知った。#地方創生会議 pic.twitter.com/1MGZbmYWro
— まーきち (@ma_kichi6) July 6, 2019
https://twitter.com/minamimag/status/1147427654460563456
東京と地方を行き来しているゲストの3名だからこそのお話に、共感している参加者も多かったようです!
ワークショップ「オリンピック、パラリンピックをきっかけに日本の多様性をアップデートする」
トークセッション①「これからの東京と地方」の次は、来年に迫ったオリンピック、パラリンピックに関するワークショップに進みます。
#地方創生会議
東京オリンピック・パラリンピック
特別ワークショップ始まる!東京だけでなく、オールジャパンでなにができるのか?
もしかしたら、大会で採用されるかも? pic.twitter.com/HFiPi0GtvO— 西野くに@わんくで1次産業×ライター (@NishinoC) July 6, 2019
いよいよ来年に迫った東京オリンピック、パラリンピック。この大きな祭典を東京だけではなくオールジャパンで盛り上げるためにできることはなんでしょうか。
東京2020の基本コンセプトの1つである、多様性と調和。
2020年を1つのきっかけに、日本全体の多様性をアップデートする方法をみんなで考え、動いくためにワークショップを実施しました。
地方創生会議に集まったみなさんが、自分の地域でできることをオリンピックに合わせて行う。それは伝染し、数百のプロジェクトになり、47都道府県に波及するはず。
ゲストにお招きしたのは、東京オリンピック、パラリンピックの公式文化プログラム「東京2020 NIPPON フェスティバル」で、クリエイティブディレクターを務める小橋賢児さんです。
小橋さんが多様性について考えるきっかけとなった話を聞いた後、ワークに取り組みました。
#地方創生会議 小橋賢児さん登壇。オリパラはスポーツだけでなく文化の祭典。「多様性と調和」をキーワードに一人一人ができることは? https://t.co/rRpHZvoEv3
— 日置 法男|TRAVEL HUB MIX (@shihainin_TMIX) July 6, 2019
オリンピックとパラリンピック
小橋賢児さん
共生・調和・多様性ニューヨークのレインボーパレードが素晴らしい。街中にいろんな生き方、文化に対する理解がある。常識的におかしいって殻がない。#地方創生会議 pic.twitter.com/vJJmmqC2y2
— 【公式】ローカルクリエイターラボ (@localcreatorlab) July 6, 2019
小橋賢児さん「日本は島国で海に囲まれて外からの文化が融合して調和していくことが得意な民族で、この時代における日本人の良さでもある。空気を読む。読めるがゆえに気にする側の同調圧力に遭って自分を見出せない。自分のアイデンティティがわからず、相手を尊重するのが難しい」#地方創生会議
— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
小橋賢児さん「来年はすごい年になる。海外に行かなくてもいろんな人と出会うチャンスがある。こんなチャンスは二度とない!21世紀に情報革命が起き、情報によって人は疲れてしまっており、心の豊かさが求められる。今示すのは調和力。それをつくるきっかけは2020年である」#東京2020 #地方創生会議
— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
ほんとの自分を見出せないのに
多様性を認めるとかって難しい#地方創生会議
オリパラ盛り上げワークショップでの学び自分勝手に生きることと、多様性は違う気がするが、全ての問いは「自分とは何か」から始まったりするよね〜
— 伊藤綾▷クラファン挑戦8/15迄 @越後湯沢 (@KirahoshiYuzawa) July 6, 2019
ワークショップ中。多様性のある社会にするために私ができること #地方創生会議
— 山家優一@漆器職人とハガキ職人(RNさらぶ) (@YuichiYamaga) July 6, 2019
さまざまなアイデアが出ました!実際に実現したいですね。
https://twitter.com/ma_kichi6/status/1147401911735181312
あなたの県・街がどんな国のホストタウンになっているか、調べてみてください!
地域と世界の人との「関係」を2020年以降も続くレガシーにしたい。#地方創生会議 #ホストタウン #ホストタウンハウス pic.twitter.com/xdL3nQHnxc— 日置 法男|TRAVEL HUB MIX (@shihainin_TMIX) July 6, 2019
https://twitter.com/TOMYASO/status/1147400657319546880
https://twitter.com/DaichiH0709/status/1147400621521117185
小橋賢児さん(ワークショップを終えて)
「海外の観光客が日本に来たときに浅草→京都を廻って終わるから、地方に行けばいっぱい発見があることを伝えたらいい。地元の人も海外の観光客を受け入れるとつながる。そういうこともできるんだ、そういう発信がつながればいいと思う」#地方創生会議— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
いったんここまでのまとめ〜!
これから分科会。どこいこう!!#地方創生会議 pic.twitter.com/Q38srF5Nba
— れいな カンケリデザイン (@Reina000007) July 6, 2019
分科会①
休憩を挟み、ストレッチをしたあとは、参加者有志による分科会へ。
ファッション・ジャーナリスト/ アート・プロデューサーの生駒芳子さんは、体調不良のため急遽参加できなくなりましたので、3つの分科会に分かれました。
モデレーター
・日置 法男さん(株式会社パソナグループ TRAVEL HUB MIX 支配人)
・池嶋 亮さん(NPO法人ゼロワン関西代表)
・近藤 威志さん(GTGP JAPAN Corporation 代表取締役、総務省 地域力創造アドバイザー )
地方創生と事業承継について、実際に承継した方交えて議論が白熱してます!赤ペン持った人が話せる仕組みもあって議論が錯綜しないのもいい感じ #地方創生会議
— tyagimitsu (@tmiz314) July 6, 2019
・分科会(事業継承の新しいモデルを考える)
3つのチームに分けてディスカッションをしていく。赤ペンを持っている人が発言の主導を握る。正しいことを言わなくても良い。興味のない話であれば他のチームに移ることも、離脱して見学することも可能。中身がだんだんと形成されていく。 #地方創生会議 pic.twitter.com/uujMCaSwuW
— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
https://twitter.com/tomato22nari/status/1147406069825593344
https://twitter.com/ma_kichi6/status/1147411582764244992
https://twitter.com/niccoru/status/1147408733728677888

https://twitter.com/tomato22nari/status/1147406069825593344
https://twitter.com/tomato22nari/status/1147411064956448769

https://twitter.com/sho007lom/status/1147431341488689152
分科会②
引き続き分科会がつづきます。スポーツ、起業支援などさまざまな切り口で話し合いました。
モデレーター
・吉川 彰浩さん(一般社団法人AFW)
・篠原 佑太郎さん(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社 地域ユニット)
・Shiho Starla Kayさん(Facebook Japan株式会社 Media Support Coordinator)
・米田惠美さん(公益社団法人日本プロサッカーリーグ 理事)
facebook japanのインスタ担当shihoさんのワークショップ!
公式インスタアカウントのお勉強中〜#ハッシュタグを極める#地方創生会議#これぞまさに寺子屋 pic.twitter.com/FJQfqyO9D8
— 伊藤綾▷クラファン挑戦8/15迄 @越後湯沢 (@KirahoshiYuzawa) July 6, 2019
https://twitter.com/ma_kichi6/status/1147436338762792960
・分科会(Jリーグをつかおう!未来共創体験セッション)
Jリーグのアセット(資源・価値)を使って、どんな地域社会を実現していくかを考える企画。「Jリーグ街コンツアー」や「地域の食材を使って会場で美味しいパンを提供する」「伝統工芸のPR」など多様な意見が出ました。 #地方創生会議 pic.twitter.com/lRKYF8B6Bu— Wind. (7/6-7 地方創生会議スタッフ) (@wind_kaze) July 6, 2019
#地方創生会議
第3回地方創生会議、分科会②
「対立・分離構造から生まれる課題解決方法」自分は何と衝突する傾向にあるのか、
みんなはどんなことに「うまくいかない」と感じているのか。
シェアすることで、新たに見えてくる悩みの根本。
自分の悩みは他人の助けになるとわかるそんな時間でした。 pic.twitter.com/tFkUSZD7hF— 尾関 陽多 (@ZziLJhelRo4DxBq) July 6, 2019
レセプションパーティー
ディナーをお願いしたのは、foodscape!cateringチームです。
全国の生産地に足を運び、数々の尊い命が食材に変わっていく瞬間に立ち会うなかで、地球が循環し、巡り巡る命に生かされている事の大切さを知る一方、生産現場が抱える社会課題にも直面してきたそうです。
価値が付かずに捨てられゆく食材や、日の目を見ずに消えていく食材たちを目の当たりにして、少しでも多くの人にこの現状を知ってもらえるお料理を提供されています。
料理のテーマは、〝NEO精進料理と曼荼羅〟。
和歌山で知り合った生産者の食材や、価値の付かなくなった食材を生かした料理を準備していただきました。
また、パーティーを盛り上げるため、特別ドリンクコーナーが登場!「お酒の新しい可能性を広げる」をテーマに活動するSAKE Springの協力により、全国47都道府県のお酒・リキュール・ソフトドリンクが集まりました。

https://twitter.com/chisaki_w/status/1147414409846722560
盛り上がっとる盛り上がっとる!#地方創生会議 pic.twitter.com/WtoowFEiHy
— 山家優一@漆器職人とハガキ職人(RNさらぶ) (@YuichiYamaga) July 6, 2019
さらにさらに!地方創生会議founderの小幡と今回の登壇者でもあるNext Commons Lab Founderの林さんで運営してるオンラインサロン「ローカルクリエイターラボ」の特別ブースも準備しました!
ラボメンバーが、ゆかりのある都道府県のお菓子やおつまみなどをキュレーションしてマルシェブースをつくり、自分が好きなまちのを紹介しました。

”地方創生”をキーワードに全国各地の若者が高野山に集い、出会い、つながった1日。
2日目はどんなことが待ち受けているのでしょうか。明日もレポートしますので、お楽しみに!
副音声やっています!
各種SNSへは、 #地方創生会議 のハッシュタグをつけて投稿していただけると嬉しいです!
ゲストの控え室の裏話をお伝えする #副音声地方創生会議 もひっそりと発信していますので、合わせてお楽しみください。
トークセッションのゲストさんたちの控え室での会話をお届け
#副音声地方創生会議 pic.twitter.com/kTsJI5cpvL
— ちさき@ダイエット&英語勉強垢 (@chisaki_w) July 6, 2019
2日目は、高野山のフィールドワークからスタートです。それではまた明日!

映像視聴権はこちらから申し込めます!参加できなかった人はぜひ!
https://nagomiobata.thebase.in/items/21772640
