不登校

無理して学校に行った私の結果。“頑張れない=甘え”じゃない。

ペンネーム:れい

私が学校に行けなくなったのは、中学2年生の冬。修学旅行が終わってすぐの頃です。

元々、体調を崩しがちで皆勤賞は1度だけ。中学1年の時です。クラスの雰囲気も良かったので、少し体調が悪くても行きました。この時だけは学校が大好きだと思っていたからです。

それ以外は、風邪などで休んでいました。

皆勤賞を2年連続で取りたいと思って、頑張って通っていました。

しかし中学2年に進級する時のクラス替えで、学年全体でいじめられている子(A子ちゃん)がクラスにいた事と、学年の中でもトップクラスのやんちゃな男子集団(主犯格S君)と同じクラスに。

私はなぜA子ちゃんがいじめられないといけないのか分からず、度々話すような仲になりました。

それがS君たちにとっては面白くなかったのかは分かりませんが、徐々に私自身にも目が付けられてしまいました。

授業内で発表すれば笑われたり、ロッカーにカバンを入れていると黒板消しで的当てゲームが始まって的は私のカバンだったり、物を落として拾っただけで指さされて笑われる…。

これが約半年。直接的に何か言われる事はなく、暴力もなく、世間から見れば単なる嫌がらせや一時的なもの。耐えろって話なのです。

しかし、まだ耐えられるような人間ではなかったので耐えられず、修学旅行終わりから全く登校しなくなりました。

本当のきっかけはいじめでしたが、自覚しておらず、以前から苦手だった体育があるから行きたくないとしか伝えられず。

最初は行きなさいと言っていた父も、粘る私に折れて許可してくれました。その瞬間は嬉しかったのですが、なぜ体育だけで欠席?と考え始めました。

すると自然と涙が溢れてきて…一日中泣きました。

“なんで私は発表で笑われてるの?”
“なんで私のカバンは的なの?”
“何か悪いことしたかな?”

父に勇気を出して話してみました。

「それはいじめって言うんだよ。溜め込んで闘ってたの?いつから?頑張って耐えたんだね。」

衝撃と父の優しさと辛かった思いがこみ上げてきて、また涙が溢れて止まらなくなりました。

翌日、担任の先生に連絡をして話し合い、S君たちに事実確認。

一部の人は認めたものの、主犯格S君、S君ととても仲の良かった3人だけは認めませんでした。

学校に行かなくなってから1週間が経った頃、幻聴と幻覚が始まり、悪夢も見始め…精神科に行きました。

典型的なうつ病でした。

そうだろうと薄々感じていたのであまり驚きませんでしたが、受け入れられない気持ちが半分。

そこでふと思ったんです、消えてしまおうかと。

消えてしまえば何もかもが終わる。こんなに辛い思いをしなくていい。S君たちが認めてくれなくてもいい。楽になりたい。

気がつけば消える方法を調べていました。

実行はしなかったものの、本当に危ないところまで行きました。

進級時にあるクラス替えでS君たちと同じクラスになりませんようにと祈って迎えた新学年。

S君たちとは別のクラスになりました。

学校や人に対する恐怖はまだ残っていたので、遅刻と早退を繰り返しながらですが、また通い始めました。

クラスの雰囲気も良く、相談に乗ってくれる友達もできました。

その後、何事もなく卒業。第一志望の高校に進学しました。進学校でした。

今度こそはちゃんと毎日通って、逃げずに頑張ろうと思って入学。

けれど1年で頑張れなくなりました。またいじめを受けたからです。

2回目となると、自分にも非があるんだろうと考えましたが分からず。

高校の担任の先生に相談すると、誰にも言わないと言ったにもかかわらずクラス全体に話されました。

クラス全体に話された翌日、学校に行ってみると、机の中に小さな手紙が。

開いて読んでみると、

「お前のせいだ!死んじまえ!」

そこからの記憶はありません。いつのまにか家に帰っていました。荷物はなく、なぜか上靴を履いて。

時計を見ると夕方になっていました。とりあえず荷物を取りに学校に戻りました。

すると担任の先生から、無断早退だと怒られました。確かにそうです。けれど事情が事情です。

謝罪した上で事情を説明すると、「いじめはない、嘘をつくな。」これだけでした。

学年主任の先生からは、部活ばかりやっていて成績は最悪の生徒と言われました。

これでも部活ばかりと言われないように、定期テストの成績では常に上位にいました。

今まで頑張ってきたことは何だったんだろう、そもそも頑張ってなかったんだ、じゃあこれ以上頑張るなんて無理。あれ、私はなんで頑張ってたんだっけ。

ここから先も記憶はないです。その場で過呼吸になって倒れたと、後から父に聞きました。

しばらくしてから、通信制の高校に転入し、無事に卒業できました。

ですがトラウマが残っていて、今でも苦しい夜があります。フラッシュバックが起こって、誰もいないのに叫んだり逃げたり。

時には記憶がなくなります。言った覚えのないことを指摘されることもあります。頭の中で誰かから怒られたり話しかけられることも。

詳しい方はご存知だと思います。解離性障がいです。数年前に診断されました。

頻度は減った方ですが、今でもまだまともな生活は送れていないです。普通の生活を送っているように演じています。

それでも消えずに生きていけているのは、どんな私でも受け入れてくれる大切な友達と、家族の存在です。あとは好きなもの。

とてもベタな理由ですが、本当に毎日救われています。

目標だって設定しやすいです。達成したら好きなことを1つするとか。

例えば、家事全般と部屋の掃除、生活必需品を買いに行くことができたら、読書(一章分)ができるとか。

当たり前のことが呼吸をすることと同じくらい、当たり前にできるように、毎日を過ごしています。

無理なんてしないでください。私のように後から苦しむことになります。

“頑張れない=甘え”じゃないです。それは休むべき時間が来たことを、身体が教えてくれています。

どんな理由であろうと、学校に行けないのは辛いことです。

責めないでお話を聞くだけでも救われます。話そうとしない時はそっとしておいてあげてください。いずれしっかりとお話ししてくれます。

焦っても空回りで終わってしまうし、きっと優しいからお話もいつかしてくれると思います。

長くなりましたが、今苦しんでる人が将来少しでも笑顔でいてくれますように。

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【記事まとめあり】このブログではみんなの不登校体験談を集めています不登校体験談の記事まとめはこちら 昨日の深夜にこんなツイートをしました。 学校であった嫌なこと、辛かったこと、転校したり、辞めた...

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不登校は不幸じゃない。周りの目だったりもあるし、どうしても不安になっちゃいますよね。視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。

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小幡和輝
小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。 もっと詳しい自己紹介は下の記事を! 社会のギモンに切り込んでいきます。 メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など
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