不登校

不登校の7つの原因とは?不登校本の著者が対処法を年代別に解説

こんにちは!小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。

もしお子様が不登校になってしまったら、親としては気が気ではないですよね?

「勉強に遅れてしまう」「このまま引きこもりになるんじゃないか」と不安になり、何とかして脱出させようと手を考えたりと、頭の中が不登校対策のことで一杯になると思います。

ところが、不登校は本当に悪いことなのでしょうか?

僕は以前からずっと「不登校は不幸じゃない」という考え方を持っています。実際に『学校は行かなくてもいい』という書籍も出版しました。

実際に中学生まで不登校を経験し、そこから起業し僕た僕の考えは「大切なのは学校に行くよりも、子どもが幸せになること」です。

この記事では、不登校の定義や原因、親ができる有効的な対応方法まで、とても念入りに解説します。

不登校に悩んでいるご両親が適切な対応を行い、子どもに幸せな生活を送れるようにするためにも、ぜひ記事をご覧いただけると幸いです。

そもそも不登校とはどんな状態?定義の解説

そもそも、不登校とはどのような状態なのでしょうか?

文部科学省によると、不登校は以下のように定められています。

何らかの心情的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、投稿しないあるいはしたくともできない状態にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いたもの

(引用元:不登校の現状に対する認識|文部科学省)

簡単に説明すると、病気や経済的な理由以外で学校に1ヶ月以上行かなくなった子どもを、不登校として定義しています。

いじめ、勉強への遅れからくる不安、何となく行きたくないからなど、その理由は様々です。

また文部科学省の調査によると、不登校児は小学生で35,032人、中学生で108,999人、高校生で49,643人存在します。(参考:平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

やはり、思春期に突入する中学生の不登校が群を抜いて多いです。

ちなみにこの数は年々上昇しており、平成28年の調査では小学生が30,448人、中学生で103,235人、高校生で48,565人でした。小中学生の不登校児は1万人近く増えていますね。(参考:平成28年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

不登校児が増えていると聞くと「いじめが多様化している」などのネガティブなイメージを持つと思いますが、僕はどちらかというと「不登校を認められる社会になった」と捉えています。

無理して学校に行ったり、親や先生から行きたくもない学校を強要されなくなったりしたことも、不登校児の増加要因として考えられそうです。

不登校と引きこもりは全く別!それぞれの定義とは

よく「不登校」と「引きこもり」を同じ定義で話す方がいらっしゃるのですが、2つの意味は全く違います。

それぞれの定義は、以下の通りです。

【不登校】

何らかの心情的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、投稿しないあるいはしたくともできない状態にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いたもの

(引用元:不登校の現状に対する認識|文部科学省)

【引きこもり】

仕事や学校にゆかず、かつ家族以外の人と交流をほとんどせずに、6カ月以上続けて自宅に引きこもっている状態。

(引用元:政策レポート | 厚生労働省)

不登校は家から出たり、学校以外の知り合いと交流をしたりしますが、引きこもりの人は家から出ようとしません。似たような境遇ですが、本質は全く違いますよね。

たとえ不登校であっても、学校以外のコミュニティで友達を作ったり、一緒に勉強をする人を見つけたりしている子どもはたくさんいます。

実際に僕も、不登校だった中学生のころ、遊戯王のカードゲームで大会を開いたりしていましたから。

むしろ学校以外の色々な場所での知見を広めるのは、不登校だからこそ積極的にできるものかもしれません。引きこもりだと家から出ないので、世界が広がることは少ないですよね。

不登校と引きこもりでは本質が全く違うので、同じと捉えて対応することは避けるようにしましょう。

世間的に「不登校は悪くない」という考えが広まっている理由とは

ひと昔前は「不登校=ダメなこと」という思考が定着していました。しかし今では「不登校は決して悪いことではない」という考え方が広まっています。

不登校YouTuberのゆたぼんが「学校に行かず、発信活動を行う」という動画を出した際も、批判意見が集まっていましたが、その中に賛成する意見もたくさんありました。少し前なら考えられないことです。

ではなぜ、世間に「不登校は悪くない」という考え方が広まっているのか、こちらではその理由について解説します。

【不登校が悪くない理由1】
自宅でも十分学習できる環境が整っている

第一に、自宅でも十分学習できる環境が整っていることが挙げられます。

近年では動画や音声の技術が発達したことから、インターネットを使って学習できる学習支援ソフトがたくさん登場しました。

また海外では人気だった、学校には行かずに自宅で勉強する「ホームスクーリング」という考え方が日本でも浸透しつつあります。

わざわざ学校に行かなくても、十分に質の高い授業を自宅で受けられるようになったということです。

不登校の状態から有名大学へ進学する人も増えているので、今後も学校に依存しない勉強方法は増え続けるでしょう。

【不登校が悪くない理由2】
SNSの普及で、個人が活躍する時代に

SNSや動画視聴サイトが普及したことにより、個人が活躍する時代へと変わっています。

学校では「みんなが足並みをそろえて同じことをする」という方針で学習が進みます。

同じ教室で、同じ年代の子どもが、同じ授業を聞く。規則によって、みんなと違うことをすると厳しく怒られる。このような環境で成長していきますよね。

もちろん学校が悪いことだとは決して思いませんが、学校の型に外れる人というのは少なからず存在するものなのです。

今まではいい学校に行き、いい会社に入ることが目標とされていましたが、いまはそんな「型破り」の人材でも活躍できる場所が増えています。

SNSで注目を浴びてインフルエンサーになる、動画を投稿してYouTuberになるなど、働き方は多様です。

学校に行かなくても、個人の力を使って生活ができる可能性が高まっています。なので「不登校でも問題ないのでは?」という風潮が広まっていることが考えられます。

【不登校が悪くない理由3】
学校以外でコミュニティを形成しやすい

いまは、学校以外でコミュニティを形成しやすい社会です。

オンライン上であれば共通の趣味がある友達と知り合えますし、地域にもプログラミングスクールや英会話学習のコミュニティなどが増えています。

僕も不登校時代は「フリースクール」に通っていて、学校の他に居場所があったからこそ、不登校でも問題なく生活ができました。

そもそも不登校で問題なのは「学習の遅れ」と「人間関係」に対する不安が大半です。学習は自宅でいくらでもできる時代になったし、コミュニティも学校以外にたくさん存在します。

いままでは学校でしか学べないと思われていたことが、学校外でも問題なくできるようになったのです。

不登校の種類を、4つのパターンに分類

不登校とひとくくりにしても、1人1人で原因や考え方は大きく違います。

そこでこちらでは、不登校の種類を4つのタイプに分けて解説します。子どもがどのような種類の不登校か、じっくり考えてみてください。

【不登校の種類1】人間関係型

人間関係のもつれから、不登校になってしまったケースです。

  • 過度ないじめ・暴力
  • 男女関係での失敗
  • 教師からの圧力・暴力
  • 友達ができない
  • 転校で、うまくなじめない

などで人間関係がうまくいかず、不登校になってしまいます。

ちなみに文部科学省が調査した統計によると、「学校における人間関係に課題を抱えている」と回答した小中学生は全体の16.5%、高校生で15.2%でした。

【不登校の種類2】不安型

いろいろな不安が大きくなりすぎたあまり、不登校になってしまうケースです。

  • 勉強の遅れ
  • 受験の失敗
  • 進路への不安
  • 友人関係の悪化
  • 部活動での遅れ
  • 入学・転入時の不適応

など、学校生活で抱える不安をうまくコントロールできない人が分類されます。

不安が原因で不登校になる人は多く、小・中学生の33.2%・高校生の23.8%が理由に挙げるほどです。

なお、このタイプの多くは学校に行く意欲を持っていますし、休むことへの罪悪感も強いです。うまく不安を取り除けるようになれば、再度登校する可能性は高まります。

【不登校の種類3】無気力型

学校に行く意味を見出せず、不登校になる人が「無気力型」です。

人数はかなり多く、小中学生の29.9%・高校生の32.5%が無気力型とされています。

  • なんとなく登校しない
  • 理由がわからない
  • やる気が出ない

などが理由です。

学校に行く理由を見出せていないため、あまり学校に行きたいと思わず、休むことへの罪悪感も持っていません。

そのため、家族が強引に学校に連れて行ったりしても、長続きせずにまた不登校になってしまいます。

【不登校の種類4】非行型

あそびや非行に走ったまま、不登校につながるケースです。

非行型の割合は他に比べて少なめですが、小中学生の割合が3.9%なのに対し、高校生は10.1%と跳ね上がっています。

非行の理由は、家庭環境や学校への不安、仲間意識、世間への反抗心など様々です。

高校生になるとアルバイトなどで経済的に自立することもでき、また学校外に知り合いができる機会も多くなるので、非行に走りやすいのかもしれません。

非行に走ると、家族や他人に迷惑をかけてしまい、最悪の場合だと犯罪行為を犯してしまうことも考えられます。

不登校になる原因7つを徹底解説

不登校には様々な原因が存在します。そのため、全員に効く対応法というものがありません。

まずは原因をしっかりと把握し、対応策を考えることが求められます。

そこでこちらでは、不登校になる原因を7つ紹介します。

【不登校の原因1】
環境の変化に対応できない

環境の変化に対応できず、不登校になってしまうパターンです。

幼稚園から小学校にあがるなどの進学時や転校など、環境が変化する機会は非常に多いですよね。

特に幼稚園や保育園から小学校にあがるときは、子どもにとって大きな負担が付きまといます。決められた座席がある・友達とのコミュニケーションなど、精神的にストレスを感じる子どもは多いです。

歳を取るにつれて柔軟に対応できるようになりますが、幼少期の子どもにとって環境の変化は厳しく感じるでしょう。

【不登校の原因2】
いじめ・人間関係のもつれ

過度ないじめや人間関係のもつれによって不登校になるケースです。

人間関係と聞くといじめが大半のように思うかもしれませんが、決してそれだけではありません。

  • 先生からのパワハラ・セクハラ
  • 恋愛面の挫折
  • 友人とのケンカ

など、いろいろな理由が挙げられます。

周りから見ると些細なことであっても、本人にとっては重大なことで、心に大きな傷を負ってしまっているケースも多いです。

人間関係のトラブルは解決が難しく、本人がどれだけ気持ちを切り替えれるかが重要でしょう。

【不登校の原因3】
勉強についていけなくなる

勉強についていけなくなる子どもも、不登校に陥りやすいです。

基本的に勉強は、年齢を重ねるにつれて範囲が広く、難しくなっていきます。

小学生のときは勉強ができて、受験で有名中学に入った子どもが、中学では勉強についていけず成績がドンドン悪くなるということも十分にあり得ます。

テストで点数が取れない、宿題ができないなどで、自分に負い目を感じてしまい。不登校になってしまうのです。

周りと比べてしまうことを覚える、小学校高学年~中学生くらいの子どもがよく不登校に陥ります。

【不登校の原因4】
失敗を怖がってしまう

必要以上に失敗を怖がってしまい、不登校になるパターンです。

体育の授業で行われるサッカーなどの団体競技や、学園祭などの行事ごとで「自分だけできなかったどうしよう」と悩む子どもは多いです。

特に男子だと、団体競技の時に実力があるクラスメイトから「なんでできないんだ」と攻められることがあるかもしれませんね。

思春期になると特に周りの目が気になるので、自分だけできないという状態に大きなストレスを抱えてしまいます。

最初はズル休みをする程度でも、恐怖感がずっと残り続けて、どんどん学校に行かなくなるのです。

【不登校の原因5】
学校の決まりに対応できない

学校の決まりに対応できずに不登校になる子どもも多いです。

学校によっては、髪の毛や服装、行動に対して非常に厳しい規則を設けており、少しでも違反すると注意を行います。

例えば一時期「地毛証明書」がTwitterなどのSNSで話題になりました。地毛証明書を持っていたとしても髪を染めているのではないかと執拗に疑われ、学校が嫌になったという人も多いです。

規則なのでしかたのない面もあるのですが、子どもにとっては大きなストレスとなり、学校に行きたいという気持ちが薄れてしまいます。

【不登校の原因6】
進路の不安・受験のストレス

進路に対する不安や、受験勉強のストレスが考えられます。

行きたい進路に行けるかわからない、受験前で毎日勉強ばかりさせられるなどが原因で、学校に楽しさを見出せなくなってしまうのです。

周りと比べて、自分が受験する学校のランクが低く、コンプレックスを感じてしまうこともあるでしょう。

勉強面での負担から逃げるように、不登校になるケースです。

【不登校の原因7】
何となく行かなくなる

特にいじめを受けてるわけでもなく、勉強に遅れているわけでもない。ただ、何となく学校に行く意味が見出せず、不登校になってしまうケースです。

「学校って行く意味あるのかな」と考えている中で、友達とのちょっとした口論や先生からの強めの注意がきっかけとなり、学校に行かなくなってしまいます。

僕が不登校になった最初の理由は「何となく」でした。両親に理由を問われても上手く答えられず、苦労した覚えがあります。

不登校の原因については下の記事でも詳しく解説しています。

年代別、不登校のお子様への有効な対応法

不登校の子どもに悩んでいるご両親のために、こちらではお子様への対応方法を年代別で紹介します。

ただし、僕はあくまでも「不登校は不幸ではない」という考え方です。強引に学校に連れ戻したり、他の人を巻き込んだりする方法はオススメしません。

本人の意思を汲み取り、幸せになれる道を見つけてあげてください。

【不登校の全年代への対応法】

こちらでは、全年代を対象にした不登校児への対応法を紹介します。

不登校を認めてあげる

子どもが不登校になったら、まずは不登校という現状を認めてあげましょう。

子どもは少なからず不登校に対して負い目を感じています。そこに「なぜ学校に行かないんだ」と否定的な態度を親からとられると、より自分を苦しめてしまいます。するとより心を閉ざし、原因を話してくれなくなるかもしれません。

まずは不登校を認め、学校を休ませてあげることで、心身の回復を考えるようにしてみてください。

子どもの話を聞く

しばらく休養させて、子どもの気持ちが落ち着いたタイミングで、子どもの話を聞いてあげましょう。

不登校になった原因は、子どもが一番よく知っています。子どもから話を聞かないで行う対応方法に正解はありません。

ここで注意してほしいのが「行きたくないなら行かなくてもいい」というスタンスを持って話を聞いてあげてください。あくまでも、子どもの不登校を認めている味方という立場で話を聞きましょう。

また小学生などの小さなお子様だと、原因をうまく話せないかもしれません。

「なぜ学校に行かないの?」と聞くと圧迫感がでてしまい、子どもに負担をかけてしまいます。

ゆっくり時間を取って、本人の意思を大事にしながら話を聞いてあげましょう。

自信をつける

子どもに自信をつけさせるような対応をとりましょう。

不登校の子どもは自己肯定感が低く、何をやってもうまくいかないのではないか、という気持ちにとらわれている可能性が高いです。

例えば、何か手伝いをお願いして、うまくできたらちゃんと褒めてあげる。

子どもが取り組んでいることに対して、進展があったら一緒になって喜ぶ。

少しでも自信がつくように対応することで、自己肯定感が高まり、また学校に行く気持ちを取り戻せるかもしれません。

学校に行く以外への道を考える

子どもが学校に行きたくないのであれば、学校に行く以外の道を考えてあげましょう。

そもそも学校へ行かないことのデメリットは「勉強に遅れる」や「交友関係が狭くなる」というものですよね。

勉強であればスタディサプリやすららネットのように、インターネットを使って自宅で学習できるサービスがたくさんあります。

以外にも、学校に行かないとできないことというのは少ないのです。

決して学校に行くだけが幸せな道ではないということを頭に入れて、子どもの方向性を一緒に考えてあげましょう。

新たな居場所を作ってあげる

学校で以外に、新たな居場所を作ってあげましょう。

学校に行かなくなって困るのは、人間関係が希薄化することです。反対に言うと、人間関係が新たに構築できるような場所を提供できれば、学校に行く必要は無くなります。

僕がフリースクールで友達を作ったように、子どもに新たな居場所を作ってあげましょう。

子どもが自発的に行きたい場所を選ぶことが大切ですが、もし何も思い浮かばなそうであれば、一緒になって探してあげてください。

【不登校の小学生への対応策】

こちらでは、小学生へ向けた対応策を紹介します。

色々なものに触れさせる

子どもが興味を持てる事柄を見つけるために、色々なものに触れさせましょう。

色々なものに触れさせる中で、子どもが夢中になるものを見つけられると、そこから学ぶ意欲が高まるかもしれません。意欲が高まった結果、学校に行くという選択をしてくれることも考えられます。

水族館や遊園地、博物館など、何でも構いません。自宅でできるボードゲームや映画など、とにかく子どもが知らないものに触れさせましょう。

子どもの価値観や視野を広げ、自発的な行動を促してみてください。

子どもの行動や所作をメモしておく

子どもの行動や所作をメモすることも、不登校対策につながります。

小学生くらいの子どもだと、なかなか言葉で自分の言いたいことを伝えられません。その分、行動や所作で表すことが考えられます。

普段とちょっと違う行動をしている、少し積極的に家事を手伝うようになったなど、こまかな変化に気づくためにも、些細なことでもメモを取るようにしましょう。

下の記事でも詳しく紹介しています!
>>小学生の不登校の原因と対策7選

【不登校の中学生への対応策】

こちらでは、中学生に向けた対応策を紹介します。

やりたいことをやらせる

まずはやりたいことをやらせてあげて、様子を見てみましょう。

中学生くらいになると、自分は何が好きなのか、何をやりたいのかがぼんやりとわかっています。また興味のあることに没頭できるパワーを持っているのも、中学生ならではの強みです。

インターネットでもゲームでも、何でも構いません。とにかくやりたいことをやらせてみて、そこから視野を広げていきましょう。

ただし、放置しすぎるのはよくありません。時には一緒になって取り組み、褒めてあげることで、自信をつけさせることを忘れずに。

一緒に遊ぶ

子どもと一緒に遊ぶ機会を設けるようにしましょう。

中学生はある程度自立しているため、1日中1人で閉じこもろうと思えば閉じこもれてしまいます。親とは話したくない、という気持ちを持っている子もいるかもしれませんね。

ところが、ここで子どもを放置してしまうと、どんどん孤立化が進み、誰にも助けを求められなくなってしまいます。自立化が進んでいるからこそ、なかなか自分から話を切りだすことができなくなるんですよね。

そうならないためにも、親はしっかりとコミュニケーションを取り、一緒に遊ぶようにしましょう。

下の記事でも詳しく紹介しています!
>>中学生の不登校の原因と対策!解決に向けて親が取るべき行動とは

【不登校の高校生への対応策】

こちらでは、高校生に向けた対応策を紹介します。

今まで通りに接し、見守る

高校生の子どもが不登校になっても、対応を変えず、今まで通りに接してあげましょう。

高校生になると、不登校である自分に引け目を感じ、自分を自分で追い込んでしまう状況が増えてしまいます。そこに親から腫れ物を触るような対応を取られると、さらに自己嫌悪に陥ってしまうでしょう。

いつも通りに挨拶を交わす、一緒にご飯を食べながらテレビを見るなど、とにかく普段通りに接してください。

向こうが心を開き、不登校について話してくれるタイミングをゆっくりと待ちましょう。

将来の選択肢を提示する

子どもの将来の選択肢を提示してあげましょう。

高校生にもなると、自分の将来が心配になる年ごろです。ですがなかなか打開策を見いだせず、このままズルズルと引きこもりへと発展する可能性も考えられます。

高校を卒業しなくても高校卒業認定試験を受けて大学に進学できますし、やりたいことを極めたいなら専門学校や留学も可能な年齢です。少しでも生計を立てられるようにするために、アルバイトを提案してもいいかもしれません。

とにかく将来の選択肢を提示してあげて、子どもに考える機会を作ってあげましょう。

カウンセリングを受けさせてみる

カウンセリングを受けさせてみることも、不登校対策に有効です。

小学校高学年~中学生くらいだと、カウンセリングを受けても意味が分からなかったり、反抗期で受けたくないと思われたりしますが、高校生くらいになると冷静に自分を見つめる力が備わっています。

高校生は小中学生と違い、不登校=退学という事態にもなりかねません。本人が幸せならそれでもいいかもしれませんが、実は学校に行きたかった……と考えている人も少なくないでしょう。

そこでカウンセリングを行うと、自分の方向性や目標を定めることができるかもしれません。

親にはなかなか言えない内容を、専門の先生に聞いてもらうことは対策につながります。

下の記事でも詳しく紹介しています!
>>高校生が不登校になる原因と親がとるべき対策

不登校の子どもにしてはいけない対応8選

不登校の子どもは、デリケートな一面を持ち合わせています。

良くない対応方法をしてしまうと、さらに気持ちが塞ぎこんでしまい、自殺や他傷など、不登校以上に悲惨な状態を迎えてしまうかもしれません。

そこでこちらでは、不登校の子どもにしてはいけない対応方法を8つ紹介します。

【不登校児にしてはいけない対応1】
強制的に学校へ行かせる

まず、強制的に学校へ行かせるような施策は避けてください。

本人が行きたくないと感じている学校へ強制的に行かせてしまうと、精神的に荒れてしまう可能性が高く、より大きな事件を起こしてしまうことも考えられます。

子どもは特別扱いを嫌うため、親が一緒に登校したり、先生が自宅まで連れ出しにきたりする行動も苦手です。

親としては子どもが不登校になってしまうと、何とかしたいという気持ちが強くなりますよね。その気持ちはとてもよくわかるのですが、子どもの気持ちをほったらかしにして、強制的に学校へ行かせる手段を取るのはやめましょう。

子どもの気持ちを尊重して、認めてあげることが大切です。

【不登校児にしてはいけない対応2】
執拗に理由を確認する

不登校の理由を執拗以上に確認しないようにしましょう。

子どもにとって一番いやな質問は「どうして不登校になったの?」です。自分の中に理由はあるものの、うまく言葉にできなかったり、恥ずかしくて言えなかったりする場合が多く、聞かれても答えられません。

ただでさえ不登校に負い目を感じているときに、この質問を何度も投げかけられると、精神的な負担が非常に大きいです。また何か対策を勝手にとられ、学校に連れていかれるんじゃないかという不安も付きまといます。

本人の口から理由を言えるようになるまで、ゆっくりと時間をかけて対応するようにしてください。

【不登校児にしてはいけない対応3】
不登校に対して文句を言う

不登校という現状に対して文句を言うことはよくありません。

文句を言われると、自己嫌悪に陥ってしまい、ネガティブな感情から抜け出せなくなってしまいます。

「不登校なんだから早く起きなさい」や「せめて勉強くらいはしなさい」など、不登校に文句を言うような言葉はNGです。

精神的に回復し、自主的に物事に取り組めるようになるような方向を考えましょう。

【不登校児にしてはいけない対応4】
やりたいことを奪う

本人が楽しんでやっていることを奪う行為は避けましょう。

子どもが熱中できることを奪ってしまうと、そこから広がる可能性の合った人間関係やスキルまでも失うこととなります。

僕は不登校中にゲームを30,000時間プレイしていました。そこで得た知識は今でも役になっていますし、一緒に遊んだ仲間とは今でもつながりがあります。

子どもから可能性を奪ってしまうようなことは避けて、個性を伸ばすような方法を考えてあげてください。

【不登校児にしてはいけない対応5】
むやみに学校の先生や友達を呼ばない

子どもが不登校になったからといって、学校の先生や友達を自宅に呼ぶことは避けましょう。

子どもは特別扱いを嫌います。学校で過度に噂になったり、自分にだけ先生が構ってくれたりする状況をよく思いません。

自宅に学校関係の人が来ることで、より一層閉じこもってしまう可能性があります。

まずは両親だけでの解決を図り、どうしても無理だと判断した時に、先生や友達に相談するようにしましょう。

【不登校児にしてはいけない対応6】
まったく干渉しない

不登校の子どもに、まったく干渉しないのもよくありません。

不登校の子どもがメインとなってコミュニケーションを取れるのは、やはり家族です。その家族から相手にされなくなってしまうと、居場所を失ってしまいます。

親としては、不登校の子どもにどのような対応をしていいかわからないからこそ、干渉しなくなると思うのです。無理に干渉しすぎて、自殺につながってしまうほうが怖いですから。

でもここで干渉しない方向を選んでしまうもの、子どもの将来にはいい影響を与えません。

今まで通り「おはよう」とあいさつを交わしたり、雑談をしたりするなどして、コミュニケーションを常に取り続けましょう。

【不登校児にしてはいけない対応7】
同情的になりすぎない

子どもが不登校になったからと言って、同情的になりすぎるのも良くありません。

不登校になった子どもに寄り添おうとしすぎたあまり、わざわざ会社を休んで自宅にいる機会を増やしたり、休日も外に出なかったりすると、かえって逆効果です。

子どもからすると、特別扱いを受けているという気持ちになるし、親の行動を変えてしまったという罪悪感を感じてしまうことも考えられます。

子どもに寄り添うことは大切ですが、必要以上に重心をかけすぎて、子どもが困ってしまわないように注意しましょう。

【不登校児にしてはいけない対応8】
親だけで対処する

不登校を何とかしようと、親だけで対処を行うのは避けてください。

子どもからすると、自分の見知らぬところで話が進んでいることは、とても怖いです。

先生へ頻繁に相談していたり、同級生や仲の良い友達に話を聞いて回ったりする勝手な行動は、子どもからすると迷惑に感じられるでしょう。

必ず子どもの意見を聞き、子どもと相談したうえで少しずつ話を進めるようにしてください。

下の記事でも詳しく紹介しております!
>>不登校の子どもへの正しい対応方法10選を経験者が徹底解説

不登校児が、学校以外で居場所を見つける方法

不登校という状態でも楽しく生活を送るには、学校以外で居場所を見つけることが重要です。

そこでこちらでは、不登校児が学校に通う以外で居場所を見つける方法を紹介します。

ただ注意したい点として、本人の意思確認は忘れないようにしてください。本人が行きたくないにもかかわらず強制的に居場所を探してしまうと、嫌な気持ちを抱えてしまいます。

本人の意思を確認しつつ、新たな居場所を見つけてあげてください。

【不登校児が居場所を見つける方法1】
同じ趣味の人が集うコミュニティに参加する

子どもが熱中して取り組んでいる趣味に関するコミュニティに参加することで、居場所がみつかる可能性があります。

同じ趣味を共通して持っているので、輪に溶け込みやすく、すぐに色々な人と仲良くなれるでしょう。

僕も不登校の時は、熱中していた遊戯王カードの大会に参加したり、自分で大会を企画したりしてコミュニティを作っていました。

どんな趣味であっても、コミュニティは少なからず存在します。子どもがどのようなものに熱中しているかを確認し、色々なコミュニティに連れて行ってあげてください。

【不登校児が居場所を見つける方法2】
フリースクールに通う

フリースクールに通うことも、居場所を見つけるのに役立ちます。

フリースクールは不登校児が通う施設なので、同じ悩みや痛みを抱えている子どもが多く、入ってくる人にはとても優しいです。いじめも起きません。

僕も不登校時代はフリースクールに通っていました。趣味のゲームの話題で友達と仲良くなり、一緒にカードゲームをして遊んでいたことを覚えています。その友達とは今でも仲がいいです。

フリースクールは「学校に戻ること」を目的としている所もあるのですが、僕が通っていたところは「戻りたいなら戻っても良いよ」というスタンスでした。

この温度感がすごくよくて、より毎日が楽しくなったので、フリースクールを探すときは方針もチェックしてみるといいかもしれません。

子どもが「少し外に出たいな」と感じたときは、一度フリースクールを検討してみてください。

【不登校児が居場所を見つける方法3】
転校を視野に入れる

子どもの状況によっては、転校を視野に入れてもいいかもしれません。

何らかの理由で不登校になったとしても、学校に行きたいという意欲が残ってる子どもは多いです。ところがいまの学校には不登校にした要因が残っているので、行こうとは思わないでしょう。

そこで転校することで、新天地で新たな生活を送ってみてください。もちろんお金がかかることなので検討が必要ですが、子どもがまた楽しく学校に行ける可能性は高まります。

子どもが学校に行かなくなった原因をしっかりと把握し、場合によっては転校して様子を確かめてみましょう。

不登校でも勉強はできる!オススメのアプリ2選

子どもが不登校になると、勉強に置いて行かれるのではないかと不安になりますよね。

そこで本記事では、自宅で利用できるオススメの学習アプリを3つ紹介します。

【不登校にオススメのアプリ1】
スタディサプリ

スタディサプリはリクルートが作成した、小・中・高校生向けの学習アプリです。

パソコンやスマートフォンから、様々な講義の動画を見たり、問題を解いたりすることができます。

ていねいな講義動画が特徴で、自宅で1人でも問題なく学習を進められますよ。

月額980円で利用できるので、塾や家庭教師に行くよりもお得です。

自分のペースで、少しずつ勉強を進めていきましょう。

>>スタディサプリ公式HP

【不登校にオススメのアプリ2】
すらら

すららは、ゲーム感覚で楽しんで学習ができるサービスです。

アニメーションを用いた学習や、声優を使った音声学習などが盛り込まれており、飽きることなく勉強をつづけられます。

またすららでは「無学年方式」を取り入れているので、わからない単元が出てきたときはいつでも昔の授業内容にもどって受講可能です。

さらに、自宅ですららを使って学習を行うと、学校が出席扱いになる制度も導入されています。

自分のペースで勉強を進めつつ、出席日数を補えるサービスは少ないです。

ぜひ利用してみてください。

>>すらら公式HP

 

下の記事でも不登校生の勉強法について紹介しています!
>>不登校生が勉強に遅れないための5ステップ【おすすめの学習方法5選】




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不登校は不幸じゃない。周りの目だったりもあるし、どうしても不安になっちゃいますよね。視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。

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